2010 M-1 準々決勝大阪(12/4)観戦記

今日は大阪で開催されるM-1GP2010の予選最終日でもある準々決勝です。場所はなんばグランド花月ですね。去年まで出言う準決勝の位置づけといったと

ころでしょうか?大阪からの準決勝に何組勝ち上がってくれるのかを楽しみに行ってきました。

さて今日のMCはルート33のご両人。3回戦と大体同じMCでしたが会場を暖めていましたね。
では、各コンビのレビューを書きます。当然のごとく素人の癖に寸評をつけています。
もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。
あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
私の10点満点評価もあわせてご覧いただければ幸いです。

・メトロクラフト (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 占い 6.5点
占いが得意だそうで、教習所での交通事故のコントから仮面ライダーネタへ展開していました。トップバッターとしては面白かったと思います。ただ、3回戦の変化球ネタが見たかったです。

ボルトボルズ (松竹芸能 大阪) 彼女 6.5点
彼女がナンパに会っている所に遭遇してしまい謝罪で逃げ切っていました。デートでゲーセンとバッティングセンターへ行きましたが、バッティングセンターネタは盛り上がっていましたね。

銀シャリ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) ABCの歌 7.5点 合格
キラキラ星の替え歌でABCの歌をちゃんと歌えない鰻さん。いつものように脱線しながら楽しい気持ちになれる漫才ですね。ツッコミの橋本さんの言葉遣いがどんどん細かくなってきているような気がしますね。YMCAがめちゃめちゃよかったです。

スーパーマラドーナ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) パチンコ7.0点
パチンコのリーチアクションでボケを連発していました。複数のスポーツの構えが絵柄になっていましたね。まぁ人間パチンコということではテントさんの名人芸にはなかなかかなわないですね。このネタを見て久々にテントさんが見たくなったな。

・和牛 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) UFO 6.5点
UFOでさらわれたという設定のコントで、地球が壊滅状態になっていくネタでした。バケモノのメスと子孫を増やして地球を復興していく展開からは劇画タッチで面白かったですね。

笑い飯 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) サンタウルス 8.0点合格
単独ライブでしていたサンタとトナカイの合体したサントナカイをサンタウルスにモデルチェンジしたネタでした。個人的には大好きなネタですね。筑豊炭田なんて言葉いつ以来だろうっていう感じでしたわ。ぜひともこれで決勝まで行ってほしいものです。

・ラフ次元 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 道案内 6.5点
3回戦と同じネタで、おいしいラーメン屋までの道順を案内するネタ。コンビニが沢山で出てきていましたね。その後全国各地を旅行していた部分は前回とは違っていたのかな?まぁ面白いけどね。

・天使と悪魔 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) だるまさんが転んだ 6.5点
3回戦と同じで、旅行に行く段取りをどちらがするのかという決め事をする為にオリジナルのだるまさんが転んだをするネタ。ミュージカルのような感じになっていましたね。馬鹿馬鹿しいのが個人的に好みです。

かまいたち (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 熱血教師 7.0点
3回戦と同じネタ。学校でぐれている不良が給食費が盗まれた疑いをかけられてその疑いを晴らす熱血教師とその不良のコント。熱血教師の割りに疑いたっぷりで「信じてます」という言葉が面白かったですね。

・スマイル (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 怖い話 6.5点
怖い話をして「おまえだー!」と怒鳴るタイミングが悪いボケを連発してました。全体的になんか空回りしていたような印象でいつものスマイルの楽しい漫才を知っているだけにちょっともったいないなぁって思いました。

モンスターエンジン (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 言いたいこと 7.5点 合格
3回戦と同じネタですが、こちらは何度聞いても面白い感じのネタですね。西森さんが日ごろ言いたいけど我慢していることをぼやきまくる漫才。犬だけなんで特別扱いで家族やねんとか、ボーリング場の土日の料金に対してぼやいていましたね。やっぱり面白いね。

土佐駒 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) コンビ名変えよ 6.5点
ばかうけのツカミはいいですね。コンビ名を変えようというネタの展開でした。桂は荷が重いけど月亭は軽いとか面白かったですね。

シャイニングスターズ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) なりたいもの 7.0点
岡田君が総理大臣になりたいという3回戦と同じネタ。いつものようにのんびりしゃべって会場内をほのぼのとした雰囲気に導いてくれていました。今回は早口でしゃべることを無理していたという設定にしており、テンパッている様は個人的には大好きですね。

ギャロップ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 運命の出会い 7.0点
ある日女性がハンカチをひらひらと落して拾ってあげて運命の出会いをしてみたい毛利さんがその状況を練習したいという設定。練習をせずに結局林さんがその状況を心配するって感じでしたね。練習で積み重ねた人工的な出会い的なフレーズには爆笑してしまいました。3回戦と同じで結構面白かったんだけどなぁ。

・千鳥 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) かかぁ天下 7.5点 合格
クセがひどい嫁がいる家庭を漫才にしていました。とにかく何をとってもクセがひどい嫁のする様をノブがツッコミまくっていましたね。会場の空気を掴んでいたと思いますよ。

ミサイルマン (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 遊園地 7.0点
オリジナルの遊園地を作ろうというネタで、キャラクター選びが重要なわりにネズミのとしひこ「トッシー」を採用していました。嫁役がサチコで「サチー」らしいです。面白いけどねー。

・お湯 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 犬 7.5点
3回戦と同じネタでしたね。2歳になるまで犬に名前をつけていないので名前をつけようとしていましたね。なんだかゆったりした雰囲気へ導いてくれるこの二人の空気感がやっぱり面白かったです。個人的にかなり好きな漫才師ですね。ライブ見に行こうかな?

・ななまがり (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 孤独死 6.5点
3回戦と同じネタですね。孤独死したくないというコントから死体に怯えるという設定のネタで、怯え方が尋常じゃなかったです(笑) 確かに目の前にしたいが出てくる状況なんて少ないから怖いよね。

ダブルアート (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 彼女を紹介する 6.5点
彼女と結婚したいけど親が泣くくらい太っている女の子らしいね。バツ3子持ちで駄菓子屋経営している女性らしいがばばぁだろ!というツッコミでしたね。駄菓子屋のばばぁってどれくらいの年齢だったんだろうな?

天竺鼠 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 自分に足りないもの 7.0点
はじめの1分くらい使って舞台へ上がる前の決意表明をして意外性の笑いを取ってましたね。本ネタは自分に足りないものということで「愛」が足りない様子。そこからお決まりのショートコントたんぱく質をしてましたね。

プリマ旦那 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 引越し 7.5点 合格
3回戦と同じネタでしたが、今日1番とかの受け具合だったんじゃないかな?ハゲる事を心配するネタでしたね。ハゲる事が死ぬことと同じようないい回しでビデオレターとか作っていたのが面白かったです。なんか勢いがありますね。

・アーリアン (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 格闘ゲーム 7.0点 合格
3回戦と同じネタで、格闘ゲームファミリーファイターのコント。おかんvs長男で日常にありがちな言葉を使った必殺技をだして戦っていましたね。「誰があんたを生んだんやと思っているの!」が今日もクリーンヒットしてましたね(笑)

・ミルクボーイ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) グレてる 6.5点
グレてるかグレてないかをそれぞれの状況を見てテンポよく判断するネタでした。3回戦で追加合格したネタだからもう一工夫がいったのかな?

セルライトスパ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 覚えてフリースタイル 7.0点
3回戦と同じネタでそれぞれのポージングを繰り返して覚えていくゲームを考案したようで、楽しそうにネタをしていましたね。曙のダウンする様は大晦日ボブサップ戦を思い出しますね。あの頃は曙最強だと信じていたのになぁ・・・。

ジャルジャル (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) コンビニ 7.5点 合格
コンビニコントをするんだけどツッコミが後藤さんというバージョンだけど変なツッコミをしすぎて福徳さんが戸惑うって感じのネタですね。最後の一言漫才はもう笑うしかないような馬鹿げたジャルジャルの世界ですね。

・プラスマイナス (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) イメージパンパン 7.0点
3回戦と同じネタで、言葉からイメージするフレーズを言って手拍子するゲームを考えたみたいですね。後半からは上手なモノマネをしてくれて楽しい雰囲気になれました。

というわけで26組の漫才を見ました。
しかしながら東京には49組も出ていたと思うとその差が23組ですよね・・・。同じ値段だとなんか不平等だなって思うわけですよ。まぁこんな気持ちになるくらいなら両方見に行けばいいんだけど、平日夜の東京はさすがに厳しいです・・・。同じ理由で、12/14のダイナマイト関西も断念しなくてはならないのですよね・・・。土日開催には出来ないものなのかな?

まぁそんなことより、大阪の準々決勝としては準決勝進出者がかなり絞られましたがそれだけ東京の方良かったんでしょうね・・・。
そういう意味では昨日の準々決勝は見ておきたかったなぁ・・・。チケット買っていただけに残念です。
あと、ファンクラブ先行予約なのになんでNGKの二階席を販売するのかな?もう少しこのあたりの配慮をしていただかないと決勝観覧のハガキなんか当たるわけないんだからファンクラブに入る意味がなくなってきますよね・・・。
そんなわけで、M-1準々決勝大阪予選のレポートでした。

-以上-