2006 M-1 敗者復活戦in有明(12/24) その1

 今日はM-1グランプリの準決勝で敗北した敗者が最後の一枠を狙って決勝進出するためにネタの凌ぎを削りあう敗者復活戦です。有明コロシアムにて敗者復活戦をSKY-Aで放送されております。
 というわけで、今日は自宅からテレビで見ましたのでしたレビューをメモ書きいたします。

 MCは中田なおきさんとはりけ〜ずです。
 では、各コンビのレビューを書きます。準決勝で敗退した面白漫才師が出場されました。あと、素人の癖に寸評をつけています。もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
(私の10点満点評価もご覧下さい。)

NON STYLE(吉本興業 大阪) イキリ漫才〜KISS編〜 7点
KISSをしたいという設定でBARに行くコント。KISSをしたいというやり取りをイキリを混ぜながら挑む。トップバッターでなければね。

・ストレートタイム(アマチュア) 空想野球 6点
2回戦、3回戦、準決勝と同じ妄想野球。同じホームランの連発。ところどころ新作を含んでいた。
ゲームセットの瞬間はある程度わきますね。

・ロザン(吉本興業 大阪) 嫁姑問題 7.5点
3回戦と同じネタ。嫁姑問題のネタで「やっとできた!」というやり取りが悪くない。「お義母様!」が良かったけどね。

平成ノブシコブシ(吉本興業 東京) 破天荒な話〜スケールの大きな話〜6点
破天荒な男が遊園地やボーリングにトライ。破天荒でないないだろうという話に脱線。とりあえずは、構成はだいたい同じですね。

・三拍子(サンミュージックプロダクション) 子供への寝かしつけ方 7点
子供を寝かしつけるという「羊」→「子守唄」→「料理漫画」→「桃太郎の海外バージョン」。桃太郎の話からいろいろ脱線して、多くのネタを盛り込んでいたけどオチがいまいちでした。

ギャロップ(吉本興業 大阪) 海外の通信販7.5点
準決勝と同じネタ。スーパーウォッシャブルの話からアブトロニックの話。万能包丁から万能メガネとコンタクトの繰り返し。面白いですね。

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・BODY(吉本興業 東京) 銀河鉄道999 6点 ある意味∞
メーテルの話。このネタをSKY-Aでしていることが途轍もなく不安な気持ちでオチを迎えていたいたら無事に「見えてる」やりとおした。伝説ですね(笑)

ビッキーズ(吉本興業 大阪) 悪徳商法と嘘の話 6.5点
悪徳商法のネタから嘘の話。コントでは嘘ネタを続けていたけど、パンチ力が弱いですね。

日刊ナンセンス(吉本興業 大阪) 日刊ショートコント 5.5点
コントをしてブリッジに笑いの量で「やや受け」「微妙受け」など評価するネタ。まぁ見飽きたね。ただ「お蔵入りコント」は受けていたね。

パンクブーブー(吉本興業 東京) 埋もれていた才能 6.5点
「野球部にはいらないか?」と聞くネタ。準決勝と同じようなネタで、あったけど「張り合うな!」という言葉が記憶には残ったが、オチが弱いね。

ジパング上陸作戦(吉本興業 東京) オーストラリアの話 6.5点
オーストラリアのいい話や日本の話をしてから、加藤が滑っている話もGOOD!
「ボクは陽気な三男坊♪」からチャドの壊れ方も良かったね。

にのうらご(吉本興業 大阪) 必殺仕事人 7点
必殺仕事人のシーンを「パパパー!」のリズムと「賄賂がどうこう」など記憶に残るフレーズを多く出していました。悪くはないネタだったと思いますけどね。

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天竺鼠(吉本興業 大阪) 足りないもの 6点
準決勝と同じネタ。自分に足りないものは何?という話題から「タンパク質」がいつものように急浮上。「初雪がフケ」のオチがまぁまぁやね。

・デニッシュ(山中企画) 連続コント 7点
個人的に3回戦で驚かさせられたデニッシュ。ネタを変えてきましたが、基本的な構成は同じ。以下の種類のコントを立て続けに連発。
子供とお母さん、川の神ときこり、インタビューアーと宮里藍、駅員とサラリーマン、患者と医者
相変わらずパンチ力のある人たちですね。

・ライセンス(吉本興業 東京) いろんなドラえもん8点
準決勝ではこんな感じのコメントでした。

準決勝でも爆発した個人的にはツボにはまったネタです。いろんなドラえもんをテンポよく演じていくネタ。
大人向けのドラえもんは名刺交換して、渋谷系ドラえもんは「うぜぇー」を連発。秋葉系のドラえもんは「野比氏」と2ch風に。
その後もヤクザ風やアメリカ風のドラマのドラえもんと設定をどんどん変えて行くテンポよさに引き込まれていきました。
敗者復活させてほしいですね。でもネタ的に放送禁止なんかな?

カナリア(吉本興業 東京) わけわからんオッサン 6点
本当に訳のわからない言葉の連発。
「モンメグ」「メェメェ」「クチャダミノル」などとにかくわからない設定の連発。まぁ好きな人は好きなネタやろうね。

・千鳥(吉本興業 大阪) 優しさをアピール 7点
3回戦でした大吾の優しさアピール、ノブのカッコよさアピール!
そんなことより「千鳥ノブ!」なんだかパンチ力がなかったですね。

ザブングル(ワタナベエンターテインメント) 逆ギレ〜看板を壊した〜 7点
ツカミの「カッチカッチ」の筋肉を協調することから「誰が片桐はいりやねん」はもうお決まりコンボですね。たまに片桐はいりの部分を客が待っているけど違う事してみたらそれも面白いと思うけどね。
そのあとも「悔しいです」の連発。まぁザブングルらしさですね。
ネタは看板を壊して逆ギレで逃げ切るという設定。あとはだいたい一緒ですが、いつものネルシャツは似合ってるね。

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U字工事(アミーパーク) ヤンキー 6.5点
ヤンキーがタバコを吸っている注意する教師のコント。良くあるコントだけどインパクトに残らないんだよね。まぁ田舎っぺをもっと出したらいいのにね。

りあるキッズ(吉本興業 大阪) クレーム処理 7.75点
短期な安田君が苦情処理を行う設定。「プリンに髪の毛が入っていた!」
「髪の毛プリン」からの連続ボケ。最大限やれる事はやったって感じですかね?
準決勝よりも良かったですよ。

えんにち(吉本興業 東京) 子供の人気者になる 5.5点
準決勝と同じネタ。取り急ぎ、極道ネタで押し続けましたね。

ボルトボルズ(松竹芸能) ねるとんパーティー 6.点
びっくりドンキーのツカミは面白いね。あとは準決勝と同じネタ。モテたいからねるとんパーティーに行こうというコント。女性陣にツネさんというおばあさんがいてる。味下でミカさんという名前の女性は想像したらおもしろかった。
後半は野菜の気持ちを代弁する設定のコント。キャベツは引き立て役などいろいろあった。でもあまり脳の記憶には残っていない。

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・天津(吉本興業 大阪) オタクが親への挨拶 6.5点
オタクが彼女の親へ挨拶に行き、オタクの部分をちょいちょい混ぜてエッセンスとしての効果を発揮している。「すまぬ、すまぬ」などオタクの部分を出しまくり、正直気持ち悪く面白いですね。

キャン×キャン(?ヴィジョン・ファクトリー) 子供を産んでしたい事 6.5点
準決勝と同じネタ。子供を産んでさせたい事を言いあうネタ。クラシックの音楽で「モズクに海ブドウ」はGood!
歌を歌いながらジーコのモノマネが会場受けが良かったように感じますね。そこにお得意「びっくりした時のマスオさん」を絡めて行ったけど、受けるね。

ハマカーン(ケイダッシュステージ) ロボット 6点
野球ロボットとか医者ロボットなどロボットがいる時代の話。
ロボットが検査とかして多くのボケを連発。印象にのこるフレーズがないね。

タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション) 宅配ピザ7.5点
準決勝ではこんな感じのコメントでした。ピザを取り込んでのプチボケはいいですね。

宅配ピザの配達が遅いという設定コント。相変わらずのデブいじりネタで「遅いよ」が「細いよ」と聞き間違えてからのメタボリックとつなげる部分は上手だなと感心しました。
シーフードピザが海鮮チヂミに間違っていて、色々もめる。
最後はホッピングで帰るなど、後で思い返せばいろいろ考えられているネタだなと改めて感心させられました。
あの時よりもパンチ力なかったのは否めないですね。

・磁石(三木プロダクション) 得意なこと〜励まし編〜6.5点
準決勝と同じネタ。その時のコメント。

彼女に振られた友人を励ます設定のコント。いろいろ適度にボケていたんですけどね。なんていうかパンチ力が1発1発に弱いので、こうして振り返ったら思い出せない部分が多いのですよね。
全焼した家の子が笑顔で励ましているのは覚えているけど…。
なぞかけで「足と掛けましてTシャツととく」のこころは「どちらも臭い」なんていう部分は一応覚えてますよ。

なすなかにし(松竹芸能) テトラミンシャウト 7点
子供の頃にした遊び。「エントランス」「ゴータマ」「インサイト」「アーヨン」とわからない言葉を連発する。
まぁ松竹のエースとしてはいいネタ運びだったと思いますが、少しうちのおかんが邪魔したのでネタに集中できませんでした。

そろそろ文字数の加減でその1終了します。
続きはその2に続きます。

 -以上-