イガワる

 トータルテンボスの漫才のネタにもあったけど、言葉の語尾に「ル」をつける事で、名詞が動詞に変わるという言葉遊びがある。

 そして、今週の週べに「ポスティングしてほしくてごねる」と言う意味の新出単語「イガワる」をやくみつる氏が4コマ漫画として紹介されていた。

 この「イガワる」という問題。みんなどんな考えなんだろうか?

 私は、以下の考えを持っています。

 1.メジャーへの移籍にまつわるルールが守られていない実態があるような印象があります。
 →FA移籍以外での移籍は基本的にポスティング移籍だけしか認められていない筈。それが3割打者が自由契約になって移籍するのは如何なものか?

 *野茂投手が移籍した頃は、メジャーでプレーする事がありえないと言う文化で自由契約も致し方なかったのではと認識しております。

 2.FAでメジャーへ移籍するのは問題ないと思う。
 →まぁ選手としての権利を勝ち取ったわけだしね。ただ、もう少し期間を短くしないと意味がない。ここまで来たらドラフト問題とリンクしてくる。

 3.ポスティング移籍は球団の理解が必要という表現が少し曖昧。
 →絶対ポスティングは認めないという球団もあれば、理解を示して去るもの追わずの球団もある。この辺りを少しルール化できないものか?

 やはりルールを明確に作り直すべきだと思う。現状は、ごねた者が得するような構図になっていて、球団・選手・ファン全てにおいてあまり良い印象がないのが問題なのではないか?

 私自身言いたい事はいくつもある。
【球団に対して】
 ・高額の契約金を支払ったけれども選手を束縛する権利がどれだけの効力があるものなのか?
 ・契約する際にFAより早い時期にメジャーへ移籍させる条件を提示している点。

【選手に対して】
 ・それ程「夢」のメジャーに行きたいならば、マック鈴木のようにマイナーからチャレンジすれば良いやないの?

 奇しくも今年のオフは阪神讀賣のエースが夢を追い続け自費キャンプになる予定だとか。人気チームのエースがこのような発言をする時代になった。時代にあった解釈をするルールを決める事が先決ですね。

 この問題いつになったら解決するのだろうか?個人的には、裁判沙汰までなってメジャー移籍という結果だけは避けてほしい。

 少し眠くてまとまりない文章ですが、お許しを。
 あと最後にやっぱり「イガワる」という言葉はあまり浸透してほしくないなという気分であります。

 -以上-