R-1ぐらんぷり決勝戦を見終えて

本日、16時5分からオンエアされた「R-1ぐらんぷり2008決勝戦」ですが、今年はのんびり自宅のテレビで見ました。

ネタの内容などは全国ネットの番組なんで詳しいことなど私などの素人が解説する必要はないと思うので、あえては書きません。全ての決勝進出者が大体準決勝と同じネタだったので、私の準決勝の感想をご覧いただければ幸いかと思います。

そんでもって番組的な部分での感想ですね。
簡単に振り返ります。

1.生放送になった
これは良い意味で評価できる点だと思います。今まで収録だったのでなんか密室感を視聴者に与えていましたが、今日は生放送だったから臨場感は出ていたと思います。

2.ネタの順番
やっぱりこういう賞レースはネタの順番が大いに左右するでしょうね。ある意味、前後の出演者によって影響受けるのがこういう賞レースの仕方ないところ。ただくじ運も勝負のうちというのはありますね。

3.ネタの前の演者VTR
あの映像はスタジオで流れていたのかは私はわかれへんねんけど、M-1にも共通していますが今から出てくる芸人に対しての「お笑い目線のハードル」があがってしまうんですよね。
例えば「あべこうじ」の前に「絶対優勝する!」っていう事を宣言してネタに入っているので、見ている観客側は「へーこのネタで優勝狙っているんや」ってな高いところからネタを見られてしまうんとちゃうんかな?って思うわけ。
そういう意味では、もう少し演出を控えめにしてあげてほしいね。

4.著作権的な部分?
芋洗坂係長のネタは基本的に替え歌系と私は認識しているんですけど、そのネタが放送で使用するのがNGなんかなぁなんて思ったりしています。(これは単なる憶測)
準決勝のマイケルジャクソン「BAD」にいろんな人のギャグを詰め込む替え歌あったんだけど、R-1ぐらんぷりがDVDになった時にマイケルジャクソンへの支払う著作権なのか、いろんな人のギャグを無断使用している事なのかわからへんけど、封印していましたね。このあたりは大人の世界の部分があるんだろうなぁーって思ったりしています。

5.相対的に見て
個人的に「関西テレビ製作」だからかどうかわかりませんが、そろそろフジテレビ系列もこの「R-1ぐらんぷり」というイベントをゴールデンに持って行ってはどうでしょうか?なんかわざわざ同じ日にレッドカーペットを2年連続ぶつけて東西の意地の張り合いって感じに見受けられますよ。
とにかく夕方に放映するのはもったいない番組になっていることは確かですよ。
その代わりゴールデンに進出するにはもう少し審査の発表を工夫する必要があるし、少なくとも最終結果発表の時には「誰が誰に何点入れた合計がこの順位」っていうのを発表したほうが良いような気がします。2時間番組にするためにはあと30分増やしてどう仕上げるかも課題になってくるでしょうね。
ピン芸が茶の間に受け入れられる事を切実に願います。

まぁそんなわけで、なだぎさんの二連覇には納得もしています。
今月9日に初めてルミネで見た芋洗坂係長の活躍には期待したいですね。
あぁあと私のお正月にマイブームだった鳥居みゆきも関西では見る機会少ないですが、期待してますよ。

さぁ次はどんなお笑いのレポートしようかな?

 -以上-