第78回 都市対抗阪和予選第1代表決定戦 観戦記

ようやく梅雨入りいたしましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、毎日昼ごはんを残して最後に「食べて」という同僚の女子社員に「喝」を入れている今日この頃です。
最後に食べてってなんや?って思うんですわ。

さてさて、こんなボヤキはどうでもいいのです。

いよいよ今日から都市対抗の大阪・和歌山予選代表決定戦です。
仕事終わりに京セラドーム大阪まで足を運び観戦してまいりましたので、その報告。

第78回 都市対抗大阪・和歌山予選 第1代表決定戦

会場 京セラドーム大阪

松下電器 4−10 日本生命

日生 302 001 013=10 H14 E4
松下 002 000 020= 4 H11 E1

【日生】下敷領、渡辺、山脇、竹中−藤田
【松下】山本隆之、田中篤、四丹、山本隆司−新田、井上
【写真】第一代表決定の瞬間 喜ぶ日生ナイン

予選1位通過で、両チームとも今回の予選では負けなしの完全なる頂上決戦。軍配はどちらに上がるのだろうって気持ちで球場入り。

ネット裏に陣取り試合開始。

せっせ、せっせと両軍のスタメンをスコアブックに書きながら初回の攻防をメモりつつ慌しかったです(笑)

【1回】
日生は1死から2番阿部の二塁打、3番高橋のセンター前のタイムリーでこの予選無失点だった松下電器から先制点を挙げる。
続く4番澄川は凡退するも5番及川がレフトへ二塁打で二・三塁、6番多井のライト前タイムリーで二者生還するも打者走者は一二塁間で挟殺でチェンジ。
アッという間に日生に3点が入りました。

松下は下敷領の前に三者凡退

【2回】
両軍ともに静かな感じ。

【3回】
日生は松下の山本隆之を攻め立てる。ラッキーな内野安打で阿部が出塁すると犠打で得点圏に走者を進めて迎える打者は4番澄川。
しっかりと期待にこたえる三塁打で4番としての働きを全うし、5番及川はスクイズで澄川を迎え入れてこの回2点目。
瞬く間に試合は5対0というワンサイドな展開に。

しかし松下も黙っていません。裏の攻撃でようやく下敷領から7番新田が安打を放ち、8番後界も続きチャンス拡大。9番大江の内野ゴロの間に1点返す。1番坂口は犠打でつなぎ、2番甲斐がレフト前タイムリーで2点目。これで3点差で試合は、まだまだわからない雰囲気に。

【4回】松下交代(投手:山本隆之⇒田中篤)
松下は先発山本隆之を諦めて田中篤へ交代。
8番藤田に二塁打を打たれるが、後続を断ち無失点で反撃を待つ。

裏の攻撃。松下は二死から新田の安打とワイルドピッチで得点圏に走者を進める。後界のもヒットで続くが走者は三塁ストップ。
チャンスを作るが後1本でなく無得点。

【5回】
両チーム比較的しょんぼりな攻撃。
投手ががんばっているという事ですよね(笑)

【6回】松下交代 表二死(投手:田中篤⇒四丹)
    日生交代 裏一死(投手:下敷領⇒渡辺)
日生はそろそろ追加点がほしいところ。
一死から7番山本が四球で出塁し、きっちり犠打で送り二死二塁。
9番田中が死球で一・二塁となり、バッター1番の佐々木正詞のセンター前ヒットで満塁になったところで松下投手交代。四丹がマウンドへ上がる。
迎えるバッター2番の阿部ですが、四丹が145km前後のストレートを連発するも阿部に打ち返されてタイムリーヒットとなるも二塁走者が本塁憤死でチェンジ。
この回、日生は貴重な追加点をあげる。

松下は4番梶原の二塁打、一者凡退してから田原のヒットで一三塁とチャンス拡大。ここで、日生は下敷領から渡辺へ投手交代。
渡辺は落ち着いた投球で後続を断ち切ったのであります。
ナイスピッチングやね。

【7回】
日生は無死二塁のチャンスを生かせず。
松下は敵失策(ヒットといってもいいと思うが)につけ込めず、凡退。

この時点で大体20時ごろでした。

【8回】日生交代 表(打者:田中⇒長畑)、裏(投手:渡辺⇒山脇 遊撃:長畑⇒岩下)
日生の攻撃は、7番山本の三塁打から始まり8番藤田のあたりは一塁手のエラーを誘い得点。ただ、代打長畑のセカンドライナーで併殺になり、この回1点。ただこれは大きな1点でしょうね。

松下は梶原のヒット、吉田憲の二塁打で無死二・三塁。続く6番田原がタイムリーとレフトの失策で2点返す。まだまだ諦められないよね。
ここで、日生は渡辺から山脇に投手交代。
新田が初球を注文通りの併殺打でピンチを切り抜ける。

【9回】松下交代 表(投手:四丹⇒山本隆司 捕手:新田⇒井上)
    日生交代 裏(投手:山脇⇒竹中)
日生は最終回にダメを押したいところ。
2番阿部の二塁打と3番高橋のバントを失敗しながらも四球を選び、4番澄川の犠打でチャンス到来。5番及川が死球で満塁となり、6番多井がライトオーバーの三塁打で3点。

松下の最終回は竹中の前にひとつのエラーと四球だけで、無得点。

この結果、日本生命が5年連続49回目の出場決定!
おめでとうございます!大阪・和歌山の第1代表として東京ドームで暴れまくってください。

いやはや試合展開は、あれよあれよという間に日生が得点を重ねたのがやはり大きかったのでしょうね。気がつけば、失点していたって感じだったからね。
でも松下も5対0から一時は7対4まで追い上げたのだから、最終回に3失点なければなかなか面白い最終回だったかもしれませんね。まぁ明日開催される第二代表決定戦で遺憾なく力を発揮してくれる事を期待しています。

しかしまぁ今日の公式記録員の方は、少し私の感性とは違っていましたね。
内野ゴロがらみのエラーor内野安打のジャッジが「?」の連発の判定でした。「あれエラーにしたらかわいそうやろ」とか「あれ内野安打ちゃうの?」って感じの連続。おかげで何度スコアブックを修正した事か…。(判定が出るまで記録をとるなって言う事やろうね)

そんなわけで、明日も仕事の都合がつけば第二代表決定戦に行きたいと思います。
ネット裏にいてると思いますので、まぁ見かけたら声かけていただければ幸いです。

PS.読み返してみたけど、長すぎてくどいね。
  明日からは端的にポイントだけ書きますわ。

 -以上-