もうギャグしかない3 inワッハホール

本日は、ワッハ上方にあるワッハホールでお笑いライブを見てまいりました。

そのライブとはもうギャグしかない3です。

村越周司というフリーのギャグ芸人さんで今年のR-1ぐらんぷりで準決勝まで残った実績の持ち主で今回3度目のライブを開催されたのです。
ここまで聞けば、なんか将来有望なピン芸人さんと思われますが、なかなかどうしてこの村越さんは歴史が深いのです。

村越周司さんをご存じでない方の為に簡単にプロフィールをご紹介。

1972年 大阪府生まれ
1992年 NSC入学11期
1995年 小林友治(現・ケンドーコバヤシ)とモストデンジャラスコンビ結成
2000年 コンビ解散後引退
2004年 歯科技工士専門学校入学
2006年 合格率99%の歯科技工士国家試験に落ちる
2006年 フリーのギャグ芸人として復活

まぁこんな感じの芸人さんです。アングラ感がプンプン(笑)
ちなみに私は、2006年5月7日に開催された単独ライブのギャグ250連発完全収録番はDVDですべて見て予習済み。しかしながら正直250連発同じ空気で見たら大変疲れるだろうなと思っていたので、一度ライブに行かねばと思い今回チケットを購入したんですよ。

19時過ぎに幕を開けたこのギャグの戦い。今日は200連発みたいですね。
いつもの全身白タイツに殴り書きの数字を表現したスケッチブック。あとは脇にミネラルウォーター1本。

殺風景な舞台でありますが、そこにはギャグだけで戦う男の戦場と化してました。

ちなみにお客様の入りは7割程度でしたかね?
満員御礼になっていた初回との違いは、東京の幕張でLIVE STAND 07」というお笑いフェスティバルにお笑いファンを奪われたのではと村越さんは言ってました(笑)

「1発目っー!」

そんなわけで、淡々としたペースでギャグを重ねながら自らとの戦い開始。
下ネタも織り交ぜながら、村越ワールドへ引き込まれていったのであります。

毎回キーワードができるらしく、今回はなんだろうなと思っていたら「小銭」でした(笑)
小銭の使い方は恐らくDVDを発売されるはずだから詳しくは語りませんよ。

そんな中、200連発する予定でしたが140発目を言い終えた後に村越さんが急激な腹痛に襲われてライブは途中で中止という想定されていない状態(台本通り)になり場内が騒然(失笑)した瞬間に永遠のライバル有酸素運動マンサバンナ八木が登場したのであります。
サバンナ八木と村越さんの間柄を一通り説明した後からは二人で交互にギャグ合戦。
お互い助け合いながら、けなし合いながらの戦いでした。

そこにはギャグという新たな文化を確立した二人が舞台で生き生きとそして時にはおどおどとした姿で自らの表現したいネタを観客にぶつけていました。恐らくいろんな舞台を見てきた私でしたが、記憶に残るお笑いライブの一つになったのは言うまでもありません。
ここまで真剣にギャグと戦い抜いたライブは他にはないと思います。

そんなわけでギャグ200連発を無事終了して「もうギャグしかない3」は幕を閉じたのであります。

ギャグに生きる男村越周司。近々テレビにも再登場し始めるという事なので、怖いもの見たさでご覧いただければと思います。
※噂ではアメトークに出るとか出ないとかだそうですよ(笑)

ちなみに9月8日に4回目の単独ライブをするみたいでので、興味のある方はご来場される事をおススメいたします。

 -以上-