第79回選抜高校野球大会 4日目観戦記その2

コチラは第二試合の観戦記です。
先に第一試合の観戦記をお読みいただけることをお勧めいたします。

三塁アルプスで応援していた市川高校の先生と合流して第二試合観戦。

第79回選抜高校野球大会 第四日目 第二試合

会場 阪神甲子園球場

広陵高等学校(広島) 2−1 成田高等学校(千葉)◆

広 陵 010 000 000 001 =2 H13 E1
成 田 010 000 000 000 =1 H12 E2

(広) 野村−小林
(成) 唐川−西田
【写真】延長12回の末勝利した広陵ナインがアルプスに一礼

【1回】
大会前の雑誌に好投手とちょっと騒がれていた成田の唐川君。
どんな投球をするのかな?とおもいプチ注目。
しかしながら立ち上がりは二死満塁のピンチを招き何とか切り抜けていた。
成田は三者凡退。

【2回】
広陵はヒットで無死一塁としたが、送りバント失敗する。しかしながら後続でチャンス拡大。二連打で満塁のチャンス到来。
そんな中、セカンドゴロの間に先制点を奪う。好投手唐川君は少し悔やまれる失点。
対する成田も反撃。あっさり二死になるも6番松原君のライト前ヒットと思いきや広陵のライト有水君がダイビングキャッチを試みて後ろにそらすプレーで三塁打に。続くバッター唐川君はショートゴロと思いきや悪送球でタイムリーエラー。
お互い気がつけば得点したって感じです。

【3回】
広陵一死三塁のチャンスにスクイズ敢行するも空振り。三塁走者は挟殺される。
成田は三者凡退。

【4回】
お互い走者を出すもそれほど動きなし。

【5回】
広陵は二連打とダブルスチールを成功させ無死二三塁。一死後に再びスクイズを狙うが、空振りし挟殺死。
成田は一死一三塁のチャンスを得るが、1番西田君のライトフライで一塁走者が微妙な判断を誤り併殺に。

【6回】
お互い走者を出すも得点ならず。

【7回】
ラッキーセブンやけど結構地味でした。

【8回】
唐川君が調子を上げて来たのか、広陵この回三者凡退。
成田は絶好の勝ち越しチャンス到来。
一死満塁のチャンスで3番川村君が浅いレフトフライを打ち上げる。勝越点のほしい成田は思い切ってタッチアップを試みるも本塁憤死。

【9回】
広陵打線が唐川君に沈黙させられている。
サヨナラ勝ちを狙う成田は、疲れの見え出してきた広陵野村君に襲い掛かり、再び二三塁のチャンスを得る。しかしあと1本が出ずに延長戦へ。

【10回】
3番土生君が内野安打と盗塁で広陵ようやく反撃と思いきや、牽制で誘い出されてタッチアウト。この場面ではじっとしていても良かったと思われるが、積極プレーですよね。
成田は三度絶好のチャンス到来。一死満塁という場面で4番勝田君を迎えるが、セカンドライナーで一塁走者が戻れずダブルプレー。このプレーで恐らく流れは変わると思った。

【11回】
広陵ピンチの後にチャンスあり。二死球で二死満塁というチャンス到来するもセカンドフライで三者残塁
成田は無死一二塁のチャンスを得るが、牽制死とセンターフライ併殺でまたもや好機を逸する。ここまでチャンスをつぶしていたら厳しいだろな…。

【12回】
広陵が一死三塁のチャンス到来。4番の山下君が凡退し、迎える打者は途中から出場している上本健君。あまり打撃がお得意ではないらしいですが、ボテボテの三ゴロ。しかし当たりが幸いし、一塁セーフ!でついに勝ち越し!!
成田は好投していた唐川君に何とか報いてあげたいが、あっさり二死を取られる。そんな中、1番西田君がレフトフェンス直撃!2アウト二塁と同点のチャンス到来するも後続が凡退し、試合終了。

【試合を終えて】
いやはや、1回戦屈指の好カードと言われていて、スコアだけ見ればそんな感じの試合でしたが、残念ながらいくつかの凡ミスや采配で?などいろんな部分で普通の試合でしたね。(一生懸命やっているのはわかりますよ)

スクイズ失敗とか、チャンスの凡退が少なければもっと締まった試合になったんでしょうね。ただ、両投手ともいいピッチングでしたね。
そういう意味では、すばらしい試合だったと思います。

このあたりで第二試合は終了です。
第三試合はその3に記載予定で、興味のある人見てってください。

-以上-