ホワイトボードの使い方のススメその2

先月末に書いた「ホワイトボード活用術のその2」

「つづきは書くの?」というリクエスト?問い合わせがあったので、復活です。

前回は、対立関係などにある会議や空中戦(言い合い)がおきる可能性のある会議で、座る位置をホワイトボードに向かって並んで、目線はホワイトボードにしましょう
という話でした。
振り返る方はコチラから
http://d.hatena.ne.jp/royal_partner/20070228

そんなわけで、今日は第二弾。

「ホワイトボードになにを描くの?」というお話。

皆さんは今までホワイトボードにどんな事書いてきましたか?

・発言された内容を箇条書きにしていた
・関連性のあるものでグループ分けしながら書いていた
マトリックス図(二つの要素の相関図)

まぁいろいろあると思いますわ。

正直、書き方はなんでもいいと思います。
とにかくあの白板にマーカーで色々会議で発言された意見を拾う形で表現するだけでOKです。それで、さっき言った事を後で眺めながら違った意見が出たりすることも
あります。

そこで、この辺りを工夫すればいいんじゃないのっていう所を列挙します。

文字の書き方を工夫する
 当たり前のことですが、いろんな事で工夫できると思います。
 ?太く、大きく、四角く
  やっぱり大きい文字や太くしっかりした文字であれば見やすいですね。
 ?漢字はより大きく
  平仮名と漢字は大きさを変化させた方が読みやすいと思われます。
 ?漢字が書けない時はカタカナで!
  会議っていうのはテンポも重要になってきます。
  そんな時わからない漢字で止まっていたらテンポが止まりますね。
  だからそんな時はカタカナでサラッと書こう!
 ?丁寧に
  文字自体が読めなければ、そのホワイトボードは最大限に活用できません。
  できるだけ丁寧に表現しましょう。

記号を使う
 色んなマークを的確に使ってみたらわかりやすいです。
 ?行頭文字
  文のはじめにマークする。これも共通項の整理や順番認識に便利。
  上の?なんかズバリですね。
 ?強調文字
  文字自体を大きくしたり、太くしたり強調する方法。
  自ずと目がそこに行く筈。
 ?矢印、線
  重要な部分に線を引いたり、関連性のあるものを矢印でつなげてみる。
  そこに因果関係があればもうバッチリ表現できてますね。
 ?囲み・境界線
  グループ分けや両方の違いを表現するのに便利な手法。
  囲みの中に再び囲みなんかも効果絶大!

イラストを使う
 言葉にはしにくいけど、何となくイラストなら伝わりやすい事ってありますよね。
 そんな時はイラストを書こう!
 また雰囲気を和ます時にはアニメキャラとか書いてもいいと思いますよ。
 私なんかは下手だからあまり書かないけどイラストがあれば想像しやすいと思います。

まぁこういう描き方のコツをつかんで表現してみたら意外とわかりやすいホワイトボードができるかもしれませんよ。
さて次回は「ホワイトボードを書く時に気をつける4つのポイント」です。この辺りも身につければまたまたホワイトボード活用術を磨いていただければ幸いです。

ちなみに上記の考え方はファシリテーショングラフィックスという本を読んだ人から聞いた話と実経験を混ぜた結果の考えですので、そのままパクッた訳じゃありませんので悪しからず。

 -以上-