2006 M-1 3回戦大阪(11/18) 観戦記その1

 ABCホールでの3回戦。これは昨年までの教訓を生かしているんでしょうね。素晴らしいことです。椅子もやわらかいし何より見やすいですね。
 さぁ3回戦を簡単に振り返ります。

 では、各コンビのレビューを書きます。今日は合計35組が出場されました。あと、当然のごとく素人の癖に寸評をつけています。もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
 私の10点満点評価もご覧下さい。

笑い飯(吉本興業 大阪)     なまはげ 7.5点
「悪い子はいねーか?」という秋田のなまはげになりきるというネタ。
いつものように感じでWボケを連発してました。「表札食ったった!」や「玄関と思わせてガレージや!」など面白いフレーズでした。準決勝はどんなネタが見れるのでしょうね?
 合格

サンバルカン(アマチュア) 死んだ霊に… 5点
ブルースリーの霊にとりつかれるというネタ。テーマソングでボケ続けていた。ブルースリーのツッコミは良かったかもね。

・キンショーカイショー(アマチュア) 最新の技術 5.5点
どろんぽろんの人。大体2回戦と同じような構成。
ワン切り」や「GPS」のくだりは笑いが取れていましたね。「人生の位置確認が出来ていない」とはうまく言ったもんです。

・デニッシュ(山中企画) 単発コントの連続技 7.5点
個人的には今日一番の驚きでした。新しさを感じましたね。
はじめは子供のおねだりからいきなり「宮里藍とインタビュアー」のコントになり、その中から「駅員と乗客」のコントにつながり、「患者と医者」に展開された。
多くの人々がこのテンポの良いやり取りに引き込まれていった。いやー凄い人達だ。
 合格

・つばめがえし(吉本興業 大阪) 替え歌 6点
ドラゴンボールの替え歌。「掴もうぜ!ドラ_ゴンボール!」とドラゴンという区切り方が変な感じになってました。それ以外のボケの内容はシンプルにまとめられていましたね。

・スマイル(吉本興業 大阪) 頭の回転を早くするゲーム 6.5点
「言葉を一言で例えるゲーム」靴=履く物みたいなゲームから「なりきって返すゲーム」キムタクのモノマネなどしてました。
個人的には山城慎吾でサランラップを例えていたのが良かったです。
 合格

          1. +

まいなすしこう(吉本興業 大阪)    男らしく 5.5点
かばんで登場し、ちびまるこちゃんのモノマネ。そのまま自らかばんに入り、動き回り会場を沸かせた。その後は男らしくというテーマで応援団。詰め込んだ3分間でしたね。

パステルモグラ(アマチュア) 殿様ごっこ 5点
「殿!」と家来が報告に来るシーンの繰り返し。ただ家来のことを兵士と言っていたのがちょっと…。「いくさはリバーサイド♪」というフレーズは良かったですね。
最後に「抱きしめてTONIGHT」のリズムでレコーディングしていたのは個人的におもしろかった。

バルチック艦隊(アマチュア) リフォーム 5点    
ビフォーアフターのナレーションを真似ながらボケ続ける。ただ、会場がなかなかわかなかった。考えている発想は嫌いではないので、どうすればうまく伝わるか、二番煎じにならないか工夫してもらえたらとてもいいと思う。

難波横山(吉本興業 大阪) 言葉を難しく言う 6点    
漬物=香の物、「些か」「願わくば」など普段使わないような言葉を連発してイライラさせるネタ。
ただ、個人的には結構使っている言葉が多いなと思った次第です。
 合格

          1. +

ここで教祖と長官のお話をしていました。今年はもうすぐ結婚するとかしないとかの理由で不参加らしいです。

          1. +

祇園(アマチュア) クララが立った 5.5点
大体2回戦と同じネタ。クララにハイジが「クララのバカ、意気地なし」と言う時に色々ボケたおしております。クララが最後にはセカンドの守備につくのですが、往年の鎌田実のステップとか言ってくれたら私的にはもっと点数上げますよ。

にのうらご(吉本興業 大阪) トイレが込んでいる 6.5点    
和式トイレで大便するところが混雑中でのボケ連発。凄い芝居をしていました。まぁ準決勝はどんなネタをしてくれるんでしょうかね?
去年受けた衝撃を今でも忘れていないのですがね。
 合格

大脇里村ゼミナール(アマチュア) 音で話を伝える 6点
我が知人(一般人)が今日の一覧表を見て、「おぉ大脇里村ゼミナールでるんや!」と期待されていたのです。
ネタは桃太郎を全て音で表現するというものでしたが、状況把握に時間がかかっている人もいたような気がしますね。最後に「世に奇妙」のテーマを言ってもわからない世代が多いのでしょうね。
自分たちのやりたいネタをするか、わかりやすいネタをするかという点で悩ましい点でしょうね。

ミサイルマン(吉本興業 大阪) 親友 6点
「友達おらんやろ?」という振りから親友がテレビのチャンネルに例えて話してました。その後は「もし死んだときの葬式」の想定で霊柩車の前でボケを繰り返す。おもしろい雰囲気はありましたけどね。

鎌鼬(吉本興業 大阪) 愛 6点
一方的な愛のセミナーを押し付けていました。正しいハグの仕方とかも教えていましたが、なんというかそれほどインパクトは感じませんでしたね。でも合格だから世間は彼らを必要としているんでしょうね。
 合格

          1. +

・学天即(アマチュア) 「9」 6.5点
個人的には応援したいコンビでもあります。数字を「9」までしか言えないという状況で「10」を言うコツを教えていた。最終的にはスッと「10」と言えたのですが、そこでの褒め言葉の「ナイス10!」が良かったですね。応用編もあってよかったと思いますよ。

・ハム(吉本興業 大阪) 風邪引いた 6点
ノッポのシャクレで一度見たら忘れないだろうという顔。漫画に出てきそう。
風邪引いたから薬飲んだりするんだりしているのですが、まぁあんまり話の流れを記憶していないからそんな門なんでしょうかね?

マラドーナ(吉本興業 大阪) 20の質問 6.5点
20個の質問をして答えに近づけていくというクイズ。ソレを実際にしてボケ続けていました。いいリズムで出来ているのは良かったですけどね。東北楽天ゴールデンイーグルスという部分は良かったけどね。
 合格

天竺鼠(吉本興業 大阪)    自分に足りないもの 6点
ショートコント:たんぱく質。「モッフンニョ」という言葉がインパクトがきつかったので、肝心な突っ込みのタイミングで「モッフンニョ」といいかけてしまってかんじゃいました。そんなわけで、一応は合格しましたが危なっかしかったですね。
 合格

なすなかにし(松竹芸能) ロボット漫才 6.5点
ゴッドキングというロボットで漫才をする。まぁ上手にまとめられていますが、如何せん最後のパンチ力がないですね。何かが足りない。この何かを準決勝で是非うめてほしい。ただ、後輩に飯をおごらないような芸人(那須)というのが事実であればあまり伸び悩むんでしょうね。
 合格

          1. +

20組の漫才が終了。

ここで一旦、45分間の休憩。学園祭の加減で出場者の登場が遅れているようでその調整ですね。
今回も再入場可能でした。

中田なおきさんも大変ですよね。一人でカウスボタンの漫才をして会場を盛り上げていました。
続きはその2に続きます。
 -以上-