関西学生野球秋季リーグ戦 観戦記その1

 今日は西京極へ野球観戦に行く予定。朝から早起きして気分よくしております。そんな中、財布を見ると野口さんが3枚しかない状況。しかも来週は日本シリーズを見に行く為に北海道遠征が待っているので、節約の意味もこめておにぎりでも握ってソレをお昼代わりにしようかと思い用意する。やっぱりコンビ二のおにぎりより自分で握ったほうが美味しいし、具も好みに出来るからね。

そんなわけで西京極入り。駅前には学生さんが沢山いてました。同立戦があるからなんですかね?

2006年 関西学生野球秋季リーグ戦

会場 西京極球場

関西学院大学 2−3 近畿大学

近 大 000 020 000 01=3 H12 E0
関 学 000 000 200 00=2  H7 E2

(近大)巽、谷口、櫻井−有竹
(関学)宮西、道下、宮崎啓、池田−清水
【写真】11回堂浦がライト前タイムリーを打つ瞬間

【1回】
近大は二死から津田・有竹の連打でチャンスを掴むも森志のセンターへ抜けそうなあたりを荻野がファインプレーで流れを止める。これがなかったら近大に傾いた流れになっていたかも知れない。
対する関学は近大の先発巽の前に三者凡退。

【2回】
近大は巽が二死からレフト前ヒットで出塁するも後続が三振。
関学は四球で走者を出し、盗塁で二塁にすすめるも凡退。

【3回】
この回の近大も二死から津田が二打席連続のヒットで出塁するも後続が凡退。なかなか流れがこない様子。
関学三者凡退。ここまでノーヒット。

【4回】
近大は森志がヒットを打ち、この試合始めての無死の走者を得る。しっかり送り得点圏に走者を置くが、後続が二者凡退で先制ならず。
関学ようやく3番の千蔵がヒットを打つ。しかしながら単発に終わる。

【5回】
近大がようやくチャンスを掴む。1番小瀬がヒットで出塁し、荒木が送りバントのつもりが投手失策。一死1・2塁。ここで今日2安打の津田がレフト前にタイムリーを放つ。二死になってから森志がサード内野安打を放つが、サードのエラーを誘い2点目を奪う。
関学また三者凡退。巽の前になかなか走者を出せない。

【6回】
近大この試合は津野三者凡退。
関学またまた三者凡退。ここまで1本しかヒットを打てていない。あのヒットがなければ別の緊張感が出てき始める頃だったのにね。

【7回】
追加点を狙いたい関学であるが走者を三塁まで進めるが、得点ならず。
ようやく関学打線が繋がり始める。4番の清水から3連打でまずは1点を返す。浜田のタイムリーはまさにムードが打たせたような感じ。続く待つのもヒットを打ち一死満塁。ここで代打門田をつげ、無事にスクイズを決める。これでこの回ついに同点に追いついたわけ。おもしろい試合だ!一挙に逆転と行きたかったが代打の徳山が凡退に。関大はこの回、同点とする。

【8回】
関学の投手交代。道下がマウンドにあがる。
近大の攻撃は、この回三者凡退でチェンジ。
ムードは完全に関学。ここで、一番荻野がヒットで投手交代。谷口がマウンドに上がる。
交代してすぐに荻野が盗塁で無死二塁のチャンス到来。黒川が三振するも千蔵の場面で捕逸もからみ三塁まで進めたが、その後の千蔵の投手ゴロで挟殺プレーで二死二塁。ここで迎える打者は今年ドラフトでプロ入りしそうな気配の4番清水。ここで打てば確実に印象がいいのだが、残念ながらサードゴロ。関大勝ち越しならず。

【9回】
近大三者凡退。
関学三者凡退。さっきまでの勢いはどこに…。

【10回】
近大は道下の前に三者凡退の山を築く。
関学は二死から四球の走者を出すも得点に至らず。

【11回】
関学は投手交代。道下から宮崎啓に。
一死後、四球とヒットでピンチを迎える。何とか二死をとったが二三塁のピンチの場面にてマウンドには池田が送り込まれる。
しかしながら代打堂浦が見事なライト前ヒットでついにスコアが動き始める。後続は続かなかったが、ようやく延長11回に近大が勝ち越した。
1点を追う関大は、先頭打者の千蔵が執念の内野安打で出塁する。清水の内野ゴロの間に二塁へ進み一打同点というチャンスを演出するが、ここまで。
これにてゲームセットでした。

長い試合でしたが、近大が勝利したわけです。

【試合を見終えて】
いやはや、近大の5回の攻撃で津田のタイムリーがあったけど、結構ショート荻野の守備範囲かなと思ったの。でも荻野は打球と逆方向に体を始動させており一瞬「なんで?」と思ったんやけど、恐らく折れたバットの方向に体が反応したんかな?なんでなんだろう?気になる。
あと、11回の堂浦はリーグ戦初ヒット・初打点らしい。後ろのおっさんが言っていた。初ヒットなら凄くいい場面で打てたね。おめでとうといいたい。
そんなわけで、3時間16分のナイスゲームでした。
第二試合はその2に続きます。
 -以上-