第88回全国高等学校野球選手権大会 14日目 その1
さぁ準決勝。
みんな結果知っていると思うからもはや報告書くのもなんだけどひとまず観戦記を記入します。
しかし、忙しいのにわざわざ何のためにここまでしているんだろう…。
第88回全国高等学校野球選手権大会 第十四日・準決勝 第一試合
会場 阪神甲子園球場
◆駒澤大学附属苫小牧高校(南北海道) 7−4 智辯学園和歌山高校(和歌山)◆
和智弁 120 100 000=4 H8 E2
駒大苫 401 020 00X=7 H10 E3
(和)松隈、竹中、芝田−橋本
(駒)菊地、岡田、田中−小林
【写真】駒大苫小牧が校歌斉唱する場面
【1回】
和智弁としては田中君が出てくるまでに点差を広げたい所。
初回から満塁などの好機を得たが、結果的に4番橋本君のタイムリーのみ。ちなみに2アウト満塁から岡田君登場。菊池君は2アウトで降板。
駒大苫小牧は打者一巡の猛攻撃で気がつけば4点。コチラも先発松隈君が2アウトだけで降板した。しかし同点の場面でショートのエラーがなければ1対1でしたがね。ここがポイントになったプレーといえるのでしょう。
【2回】
まだ田中君が出てこないうちに同点にしたい和智弁は早めに追いつきたいところ。
そこでソツなく点数を重ねる和知弁。さすがやね。1番古宮君がタイムリーツーベースで1点差に追い上げてなおも押せ押せムード。しかしながらここでエース田中君が登場。もっと後で出たかったと思うが、2回無死という序盤からのリリーフとなる。そこからスライダーが決まり和知弁の勢いをとめた。
駒苫は三者凡退で試合が落ち着いたような印象。
【3回〜4回】
お互い1点づつ入れあうがっぷり四つな雰囲気に。
さすがは準決勝。見ごたえのある試合です。
【5回】
和智弁は三者凡退も、駒苫が得点する。
4番本間篤君のツーベースを足がかりに和智弁のエラーから、田中君のタイムリーヒットと暴投が絡み2点を追加。今日の田中君の出来からすると和智弁はこれ以上離されたくないないだろう。
【6回〜7回】
和智弁、田中君のスライダーに翻弄されまくり。なかなか反撃の糸口をつかめない。
駒苫は6回こそ三者凡退に抑えられるが、7回には得点圏に走者を進めて和智弁の竹中君をマウンドからひきずり降ろす。芝田君が後を引き受け、何とか0点に抑える。
【8回】
和智弁は走者をヒットとエラーで出塁させるが、あと1本が出ない。田中君のストレートとスライダーのコンビネーションに苦しめられる。
駒苫はこの回は三者凡退。
【9回】
和智弁3番からの攻撃で逆転を狙いたいところであったが、残念ながら三者凡退で試合終了。
この結果、駒大苫小牧が3連覇へ向けての夢をつないだ。
【試合を見終えて】
両チームの打撃戦になるのかなと思いながら見ていたんですけど、なかなか凄い試合ですね。
なんせ先発投手が1イニング持たずに両チーム合計5名が2回までにマウンドにあがっているんですよね。
和智弁にも最後の粘りを期待していたんだけど、さすがに無理でしたね。
では、第二試合の観戦記は別途記載します。
-以上-