暑いぞ舞洲ベースボールスタジアム (高校野球観戦記)

今日は夕方からフットサルがあるので、昼間は高校野球観戦。どこで見ようかと思って考えていたけど、即座に商大堺とPLの試合を優先する事に。この試合、住之江の予定だったのに客入りが多いと予想されるいう理由で、舞洲に変更になったほどの三回戦屈指の好カードと言えます。

 さて、家の用事とか色々していたら出遅れてしまって、桜島に到着したのが13時前。ちょうどアクティブバスが行った後だったから仕方なくタクシーを使う事に。1,380円で今日は到着しました。運転手のオッチャンはなかなか野球の事が詳しいみたいで、楽しく会話ができました。無事に球場に到着。試合進行状況は第二試合の途中でした。

第88回全国高等学校野球選手権 大阪大会

会場 舞洲ベースボールスタジアム

第二試合 ◆西淀川高校 0−7 淀川工業高校◆

淀川工 100 222 0=7 H7 E0 
西淀川 000 000 0=0 H6 E2
青字は見てない部分
【7回コールド】

この試合は、しっかり見てません。だからコメントもできないです。
ただ、西淀川の選手は二塁打コースの当たりを二塁の手前から一塁へ戻るというプレーをしていたのは記憶に残ってます。(一塁の踏み忘れかな?)

そんなわけで第三試合。

第三試合 ◆大阪商業大学堺高校 0−7 PL学園高校

商大堺 000 000 0=0 H 6 E1 
PL学園 021 013 X=7 H10 E1
【7回コールド】

(堺)福呂、井出、福呂−池田
(P)前田−仲谷

本塁打】(P)奥平:2回裏ソロ
【写真】PL学園の前田投手の投球練習の姿

簡単に試合を振り返ります。
商大堺は春季大阪大会でベスト4という実績もあるのでがっぷり四つな戦いを期待していましたが、思わぬ展開に。

【1回】
商大堺の先頭中浦君がいきなりヒットで出塁し、しっかり犠打で二塁到達。だが、三番小溝君の遊ゴロで三塁憤死。ここでの走塁ミスは少し痛かった。結果的に流れを掴み損ねるプレーだったと思う。
PLの初回は三者凡退。試合は膠着模様と感じられたんですがね…。

【2回】
商大堺は死球のランナーを生かせず無得点。
PLは五番奥平君がこすり気味と思うような打球がライトポール際まで飛んでいき、先制ホームラン。早速試合が動く。七番岡本君の二塁打、八番仲谷君のヒットと連打でもう1点追加。前田君相手にそれほど点差を広げられたくない商大堺としては厳しい展開になる。

【3回】
商大堺は一死一塁でバスターを強行し、最悪の併殺打。流れが悪すぎる。
PLは二番打者の阪上君が絶妙なセフティー番とで出塁し、犠打で二塁。そこで迎えるはエースで四番の前田君。
JITTERIN’JINNの「夏祭り」の替え歌で打席に入る。
「き〜し〜わ〜だ〜い〜ち〜の やんちゃ男 健太♪
 こ〜こ〜で〜魅〜せ〜て〜く〜れ た〜だ〜お〜か〜魂♪」
こんな感じやったと思う。
というわけで、しっかりセンターにタイムリーヒット。これで3点目。
流れは俄然PLに傾く。

【4回】
両チームエラーで走者を出塁させるが、得点には生かせず。

【5回】
商大堺は先頭の池田君がレフト前ヒットを打つが、八番猪股君が二回ファールして最後は投手前にバントして最悪の併殺打。流れはつかめない。
PLは四球の走者が盗塁し、再び四番の前田君がしっかりレフトへタイムリーヒット。文句なしの展開となってくる。ここまで点差が開き始めるとコールドの心配が…。

【6回】
商大堺としてはそろそろ点がほしいところ。先頭の中浦君が死球で出塁したが、二番橋本君がスリーバント失敗。送れない。三番小溝君が何とかライトへヒットを打ちチャンスを拡大させて、一死一・二塁で四番の荻野君。ここでPLは抜かりなくタイムを要求。この辺りが試合の進め方を知っていると感じさせられる。
結果は4-6-3の併殺打。このピンチを乗り越えたので、PLの勢いは止まらないと予感する。
その予感は的中し、七番岡本君の安打を皮切りにチャンスを作る。一番木野君のタイムリーで5点目。ここで投手を福呂君から井出君へスイッチ。二番阪上君が初球をこれ以上ないと思えるセフティーバントでついに満塁になる。このピンチをエース以外で乗り切れないと見た商大堺は再び福呂がマウンドに戻る。三番の岡崎君を三振にしとめて、なんとか二死までこぎつける。だが、四番前田君が容赦なくレフトへ二塁打を放つ。
これでついに点差は7点となる。7回表に1点でも商大堺が入れなかったらコールド負けという点差になる。

【7回】
後がない商大堺は五番小原君が意地のヒットで出塁し、代打中野君もヒットでチャンス到来。しかしながら連続三振で万事休す。
代打吉田君がなんとかセンター前にヒットを放つが、二塁走者が本塁で憤死し、スリーアウト。

試合終了。PL学園が4回戦に駒を進めました。

しかしながら、商大堺はなんとコールド負けをしてしまいました。なんとも残念。流れを戻す事ができなかった。

それはPLの前田君が良すぎたというのもあると思いますが、肝心な場面での犠打が決まらなかった事やチャンスを併殺打で潰したツケがこの点差になったんでしょうね。初回のあのチャンスに先制点を入れていればまた違った展開になっただろうに残念です。

強い日差しを受けながらもこういうPLの強い姿を見れてわざわざ舞洲まで見にきた甲斐がありました。今年のPLは強さ以上の何かを感じましたね。さて甲子園には出場できるんでしょうかね?

舞洲の交通アクセスは麻痺状態でしたね。私は偶然アクティブバスに乗車できましたが、溢れかえっている人たちが多数いてましたよ。なんとかしないと駄目でしょうね。

そんなわけで、野球観戦を終えてフットサルの会場まで移動したのであります。
フットサル編はまた気が向けば書きます。

 -以上-