【韓国プロ野球】現代ユニコーンズvsLGツインズ 観戦記
コチラは野球観戦記です。先に韓国ぶらり徒然の旅(3日目)をお読みいただけることをお勧めいたします。
民俗村から直接タクシーにて移動。タクシーの運転手はサッカー競技場と野球場の場所を勘違いしていたみたい。だから格安の20000ウォンという交渉が成立したんだろう。なんかとても得した気分に浸る。しかしこっちの交通網は何でも安いね。
さて、球場について野球があるか聞き、屋根のある席を要求。今日は指定席の8000ウォンを購入。既に19時30になるかならないかという時間でしたが、適度に球場の外を撮影し入場する。
2006年 韓国プロ野球 水原(スウォン)野球場 観衆762人
◆ヒュンデ(現代)ユニコーンズ 3−0 LGツインズ◆
L G 000 000 =0 H4 E0 B4
現代 030 00X =3 H7 E1 B2
青字は見てない部分
【6回裏降雨コールド】
【LG】(敗)キムフェグォン(金會權):69、キムミンギ(金民基):11
【現代】(勝)ソンシンヨン(宋臣永):19
【写真】コールドにするか検討している主審の姿
(一二塁間に水溜りがあるのが良くわかる)
今にも降雨中止になりそうな天候でしたが、試合は開催されていました。どこの国でも試合を開催すると決めたら試合成立まではガメツク試合するんだろうなと思いながら観戦する。
【2回裏】
連続四球でチャンスを迎えて七番キムドンス(金東洙)がタイムリーで二点を先制する。その後、1番チョンジュンホ(田?昊)もセンターにヒットを放ち3点目。雨の試合では大切な得点を着実に重ねる。
【3回・4回】
双方チャンスを掴むもなかなかあと1本が出ない。次第に雨脚も強くなってくる。さて試合は成立するのだろうか…。
【5回】
LGが満塁のチャンスを迎えるもなかなか一ゴロで得点ならず。恐らくこの場面で点を入れていればね…。
【6回表】
LGが二死一・二塁というチャンスを得る。そこで打者は先ほどの打席で二塁打を放っているチョインソン(趙寅成)が特大のファールを放つ。恐らくデービットソンだったらホームランというだろうという打球だった。私も実際ポールをまいたといわれても文句は言えないような微妙な位置だったから。ここでホームランが入っていたら同点だったのにね。そのまま二ゴロでチェンジ。
ここから試合続行不可能な大雨になる。このとき20時46分であった。
そこからは信じられないくらいの雨が降ってきたので、恐らくコールドになるだろうと思って見ていたらなかなか試合終了の宣告をしない。
水溜りもしっかりできてきて普通に考えたら無理だろうと思えるような天候になる。
その間を使って、トイレや売店のチェックをする。
この球場は結構古いのかな?設備はそれ程充実しているようには見えない。売店も正直フードに関しては充実はしていない。この辺りは今まで行った球場(東大門野球場は別として)より優れていないのかもしれません。
ただ、この球場にはこの球場のいいところも。例えば席のゆとり。比較的ゆったりと作られているような座席配置。非常に広々取られている通路など野球観戦には最適です。
あと、これは球場とは関係ないんだけど4回裏の攻撃のときに現代のチアガールからパピコのようなものを配ってもらいました。なんかたかがパピコですが、この球場に来て良かったなと思う瞬間を実感できた次第です。
さてさて、試合に戻りますと完全に一二塁間に水溜りができた所で雨が小降りになってくる。観客とLGナインは試合続行を望んでいる状態。LGナインはキャッチボールして待機をし始めるが、審判団の判断でついにコールドが決定。主審が試合終了の宣告をそれなりにすると思っていたけどなんか歩きながら適当にするといういい加減な試合終了の瞬間。この辺りをちゃんとしたらいいのにね。
そんなわけで、韓国プロ野球で降雨コールドゲームを観戦する貴重な経験をできた訳であります。
ちなみに試合内容はスポーツチョソン(朝鮮)のホームページが非常に判りやすく記載されているのでそちらを参照していただければと。ハングル読めない人も頑張ってみてください。
URL:http://sports.chosun.com/sports/baseball/result/scorecard/20060715a.html
こんな大雨の中試合を見に来た野球好きが約700人もいたようですね。私の見た目は300人もいなかったのですが、762人という発表があったわけですからそれが正しいのでしょうね。こういう野球好きを大切にしておかないとダメですぞ!韓国野球の関係者の皆さん。
これで4試合のべ22イニングの試合観戦もできました。
まさか今日も試合を見れるとは思っていなかったので大満足です。
もういろんな意味でお腹いっぱいになれた大雨の水原野球場でのひと時でした。
-以上-