2006 R-1 2回戦大阪(1/28) その1

 R-1ぐらんぷりの2回戦大阪会場1日目です。まぁ色々なところで私のレビューを期待されていると言うのがひしひしと感じているので(単なる思い込み?)折角ですから見に行ってきました。baseよしもとという小屋なのですが、オッサンが入場するのは少しはばかれる気持ちがございます。

 MCはサプライズな事に代打ストリークでした。なんか予定が変更になったみたいです。ある程度したら代打の代打ミサイルマンに司会が代わってたんですけどね。

 では、各コンビのレビューを書きます。合計70人の面白ピン芸人が出場されました。あと、素人の癖に寸評をつけています。もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
(私の10点満点評価もご覧下さい。)

ゴメス河田NSC)野球選手のモノマネ 6点
阪神の選手のモノマネを中心にしていましたが、広島山内のモノマネをした瞬間に私の心に楔を打たれました。一気に好評かです。後は何しても温かい目で見ていた私がそこにいます。

丸尾ユウキャン(アマチュア) ラウンドワンのピンの面接 6点
ラウンドワンのピンになりたいと言う面接のコント。着目点は非常に良かったと私は感じた。ただ、後半にいくにつれてそれほど山場を設ける事が出来なかった。

フルート白木(アマチュア)感動のシーン 3.5点
感動の話をして泣かせたいのだが、常にオッサン口調で話すというギャップで笑いを取る方向性。ただ、滑り始めて空気を読み取れなくてネタを崩していたのが残念。客受けを見ずにやりぬく事も大切と思う。

荒木彰之(吉本)卒業式 4.5点
卒業式のネタで組を分けて色々ボケていた。言葉だけでのボケなので相当おもろい事をタイミングよく言わなければならないので難しいネタと思う。いろんな名前をいうだけの淡々とした流れでは少し厳しかったかもしれないですね。

サラリーマン誉太郎(吉本)よっ社長!漫談(ヨイショ) 4点
漫才師「男と女」の男(市川)の方。よっ社長!と言い続けて誉め殺しのネタ。だから誉太郎なんでしょうね。ただ、正直見ていて辛いものがありましたね。

福田雄二(アマチュア)昆虫オタク 5点
昆虫オタクの福田さんなのかな?蝶の名前を詳しく解説してくれたり、昆虫を使ったネタが中心でした。最後は標本まで出てきたのでホンマの昆虫オタクなのかもしれませんね。

帽子屋お松(アマチュア勝新コント 6点
大体去年見た勝新的コントをリメイクした感じ。個人的には好きなキャラクターゆえに何か一工夫とかあればよいのですが、残念ながら昨年からののび白がなかったと判断されたのか不合格でしたね。

・尼美人(吉本)他ではいわないでほしい話 4.5点
他ではいわないでほしい話の連発。まぁぶっちゃけ何していたか覚えておこうと思わせれない印象度でした。牛の白黒模様はコーヒーの黒と牛乳の白でコーヒー牛乳になるらしいです。

ツジカオルコ(吉本) 訪問販売 5.5点
ベネズエラ人のモニカが布団の訪問販売をしているコント。まぁパンツ見せながら頑張ってましたね。あんな感じの外国人がいたら少し困りますね。しかし、モニカキャラを推しますね。

・中岡(吉本)漫談「ベートーベンとシューベルト4点
ブロンクスの人。相当緊張していたと思う。正直おもろなかった。せめて衣装変えてきてくれたらね。まぁベートーベンとシューベルトの焼き飯とか言われてももはや心はつかまれませんでした。

桂三若(吉本)落語「はるおちゃんの遺書」 6.5点
R-1のRは落語のRの筈。3分間を有効に使ってちゃんと落語できる落語家は三若さん以外にはいないはず。しかしながら不合格と言うありえない結果。ちなみにネタはオチに持っていった瞬間にジャスト3分。本当に素晴らしい芸人魂を見せてもらえた。

・コンバット第三部隊(アマチュア)肉体コント 6点
こういう馬鹿さ加減のあるネタは私は好きですね。軍隊ネタの押売り。客席を動き回りピストルを撃つ真似。ただこれ以上の盛り上がりも特にないのが残念ですね。「みんなで歌おう下痢の歌」は個人的にどこかでうたってみたい。

秋田久美子(吉本)チアリーダー 3.5点
声小さすぎ。プロですか?チアガールネタしたけどね。音がなかなかうまくならなかった気もします。

・みょーちゃん(松竹芸能)竜馬さんがいたら 5.5点
姉歯ネタを用いたジャグリングでツカミを取って、その後は竜馬さんへささげるネタ。まぁざこば師匠の「げっちょーびっ」くらいしかおもろなかったです。

三歩一(吉本)文房具屋でのバイト 6.5点合格
文房具屋で高校生とのボールペンを買う時のやり取り。最後にビートルズの曲で締めくくったのは会場を震撼させていたと思う。

・小林軍曹(吉本)軍隊漫談 5.5点
暁の人。この人はホンマの元自衛官自衛隊で習った様々なエピソードを盛り混ぜていました。まぁ去年と大体同じですね。このまま自衛官ネタで貫くかどうか気になるところです。

小藪千豊(吉本)家が一番 6点合格
アキバ系みたいな人が家が一番安全と思っているコント。ぶっちゃけ内容が全く感じられないですね。もっと馬鹿に進むかシュールに行くかはっきりしてもいいと思います。

・佐助(吉本)オペラ校歌 5.5点
甲子園で勝ったチームの校歌がオペラだったコント。本格的なオペラを用意して、台詞や独唱の部分をうまく使ってボケていた。全国にどこかこんな校歌の学校があれば見学に行きたいという気持ちにさせていただいた。

・D坊(アマチュア)モノマネランキング 6.5点合格
安田大サーカスクロちゃん→巨人師匠→関根さん→金本→SAZNAのベース→小枝師匠と色々テンポ良くモノマネしてました。上手でしたよ。

サンデー西村ケーエープロダクション)告別式 5.5点
バイオリンを弾きながら告別式をしていましたね。まぁぼちぼちな腕前でしたが、もう少しひねりがほしかった感は否めないです。

ハロー植田(吉本)こんなん嫌 4.5点
こんなん嫌という台詞の連発!これ以上の脳裏に記憶が残るような芸ではなかったです。

おぎの信号(吉本)おぎのチャンネル 5点
おぎのチャンネルというテレビ番組。数多くのパクリ番組を紹介していた。

須知軍曹(吉本)キノコの図鑑 6.5点合格
キノコの図鑑に突っ込みを入れる漫談。いろんなツッコミを入れてました。アカヤマドリとか面白かったですけどね。あぁ一応ビッキーズの人ですよ。飴まきしませんけどね。

山本俊治(アマチュア)改造人間 4.5点
愛知県からきたアマチュアさん。発光ダイオードをお客さんに渡していた。基本的に駄洒落を中心にネタを展開していました。改造人間的な部分をもう少し利用すればいいのになと思いました。
その2に続きます。