今そこにある情報サービス産業界の危機?
こんな私でも一応会社員として日夜仕事に励んでおります。業界は情報サービス産業という業界で世にいうIT関係という言葉にくくられる中にお邪魔しています。まぁITといえば今話題の堀江さんとことか三木谷さんとか色々思い浮かべると思うますが、まぁ色々な会社があるわけです。その中には一部上場している大企業もあればマンションの一室で億単位の仕事をしている会社もあるわけです。うまく仕事を取り組んでいる会社もあれば、旧来の仕事の進め方をして動脈硬化を起こしている会社もあります。本当に多種多様な状態であります。
そんな情報サービス産業も多くの過渡期を迎えております。色々と問題を抱えていると思います。
・ビジネスモデルの変革
・海外発注(オフショア)の活用
・人材不足
他にもいっぱいあると思うんだけど、今日はその人材不足についての現場の生情報をご報告いたします。
今日ある会社(大手の情報サービス産業)の人事担当と話す機会があったのですが、今年の新卒採用(つまり07年4月入社)は相当学生を確保するのに苦労するのではないだろうか?という事を仰られてました。分析した理由は3つ。
1.業界的トレンドが他の分野に奪われた
2.情報サービス産業の悪い風評が学生に流れている
3.まともな学生数の減少
で、ここに来て今回のlivedoorショックでますます学生とか世間一般の印象が十把一絡で悪くなるわけ・・・。
ちなみに私が採用担当をしていたときの目線で感じた大学生達の就職活動への意気込みはこんなもんです。大体実態の数値と同じくらいと違うだろうか?
A.本当にしたい事を在学中に考えており、その道への勉強を怠らない学生生活を送っている人 (約5%)
B.就職する事が大前提で、会社選びは活動中に研究して業界分析をし道を選ぶ人 (約15%)
C.ただ周りが就職活動をはじめているから何となくスーツを着て適当に会社を選んでいる人 (40%)
D.何も行動しない人 (30%)
E.その他の人 (10%)
大体大雑把にくくってこんなもんだろうか・・・。(割合は私の思いつき)
今まで情報サービス産業への志望学生はA〜Cまでだったと思います。でも今回の騒動などでCのような無党派層の学生が他業界へ行く可能性を感じております。ただ、Cのような学生が来たところで長続きもしない可能性もありますが、中にはうまく化ける人たちもゴロゴロいてます。そういった原石を見つけるのが人事のプロであると思ってます。
恐らく今年度は多くの会社が新卒採用に苦労するだろうと思ってます。業界全体の志望者が減少することはこの業界の衰退化する可能性があると思っております。優秀な人材を獲得しなければなりませんね。
まぁうちの会社はそれ以前に問題点があるので課題山積みというところでしょうか?なんだか本当に仕事は大変だと思う今日この頃です。
最後に上記の情報は私の主観ですので決して正しいと言うわけではないので参考にする程度にしてくださいね。私の分析が間違ってるかもしれませんしね。
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