2005 M-1 3回戦大阪(11/27) その1
会社からの帰りに酔っ払ったオッサンが小便もらしホームが騒然となった瞬間にも私は社会人野球のパンフレットを読んでいる自分に少しは人としての器が大きくなったものだと自画自賛したくなる気分になった今日この頃です。
さて、今日はM-1グランプリの3回戦大阪会場2日目のレビューをするとお約束していたので一気書き。
では、各コンビのレビューを書きます。今日は合計44組が出場されました。あと、当然のごとく素人の癖に寸評をつけています。もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
私の10点満点評価もご覧下さい
今回は手元の私の腕時計で概算時間も計測いたしました。ほとんどあてにならんけど参考にしてください。
・ソラシド(吉本)共感できる話 5.75点 約3分15秒
三島由紀夫の小説風に朗読してボケを連発するネタ。まぁ2回戦と同様悪くはないんですけどね。残念ながら不合格みたいです。まぁ確かに心に残る笑いはなかったからなぁ。
・ポラロイドマガジン(NSC) ムリムリ 5.75点 約2分55秒
ムリムリとリズムに乗って歌い続けるネタ。2回戦と大体一緒やったけど我が友人は千葉ロッテファンで「何故だか彼女が千葉ロッテのファン♪」「ムリムリ」という部分に噛み付いていた。何故無理なのかと問い詰めたいといっていた。
・レイザーラモン(吉本)プロレス漫才 5.5点 約3分25秒(タイムオーバー)
HGがバナナ勃起を披露した後、久々にロメロスペシャルをしながらの漫才。こういう事を馬鹿馬鹿しくしていたのにね。しかし今年の住谷はえらい売れたな。客の反応が明らかに昨年と違う事が良くわかる。
合格
・HOFU(アマチュア) お誕生日会 5.5点 約3分00秒
大体2回戦と一緒。円楽師匠の数字の3をあらわす真似が良かった。中津駅のホームが狭いとか色々面白かったんですけどね。
・ジャンクション(吉本)格闘技の実況 6点 約3分10秒
下林さんやったっけ?頭刈っていたね。ひとまず洒落たモーニングセットとか良かったんだけどね。なんかBase組も問答無用で落ちるのはM-1のある意味醍醐味なんでしょうかね?
・ビルドアップ(アマチュア)ハンバーガー屋 5.75点 約3分00秒
高校生漫才。2回戦の英語のネタで繰るのかと思ったけど、ハンバーガー屋での「S,M,L 」のイニシャルでボケ続けるネタだった。前のネタのほうが個人的には好きですね。
・突然パンチ(ケーエープロダクション)刑事&ニュースキャスター 5.5点 約3分05秒
トリオ漫才。チャーハン刑事とか言ってた。2回戦とほぼ一緒。ニュースキャスターになってからは少しボケがくどかった気がする。
・ゼミナールキッチン(吉本)麺の水のきり方 6点 約3分00秒
ラーメンの水切り網を常に使ってボケ続けていました。ただ、一度舞台袖にはけるのは個人的には嫌いですね。純粋な漫才やないし。そもそもラーメンの水切りを使っている時点で普通の漫才ではないんだよ。
合格
・ミサイルマン(吉本)気まずい雰囲気 5.75点 約2分50秒
遠慮の塊を表現する為に残ったピザの一切れの立場になっていた。あと戦隊モノでどんどん変な色になっていったのが良かった。しかし太りすぎやね。
・ランチのジカン(NSC) コンパ 5.5点 約2分55秒
コンパでの自己紹介やゲームを続けるネタ。自己紹介は名前のあとに画数をいうのが旬らしい。しかしながら今日せんだみつおゲームはしないでしょうね。
・はじめてのお笑いK&U(アマチュア)親子漫才 5.5点 約2分50秒
4歳の男の子とお父さんのコンビ。ネタ自体は大体2回戦と同じ。本当に舞台度胸がありますね。あの少年は。ちなみに会場入りする前にこの親子をいずもやの前で発見しちゃんと気づいた私はなかなかの観察力があると再認識した訳です。
・ヘッドライト(吉本)ラブレター 6.25点 約3分00秒
ラブレターを読みながらどんどん手紙の内容を短く略していき最後はほとんど伝えたい事があべこべになっているネタ。2年前の好きな○○位テンポがあったと思う。ドモホルンリンクルは奈良の鹿にしか売れないらしい。
合格
・マラドーナ(吉本)校歌 6.5点 約2分50秒
いろんな校歌の歌詞でボケるというネタ。連続でボケが出てきてリズムもあり面白かったと思う。
合格
・ランディーズ(吉本)琴欧州ゲーム 6.5点 約3分05秒
コンパでする事という事で「琴欧州ゲーム」をしていた。観客の中で相撲取りの顔を見て琴欧州の顔をきっちり見分けられる人はどれだけいたんだろう・・・。ちなみに大関取りを目指している事を触れたらもっと良かったに。
合格
・チーム有酸素倶楽部(アマチュア)エクササイズ 5点 約3分00秒
前も言ったとおりエージェントの片割れ。エクササイズしながらボケるんだけど途中で滑った瞬間に一旦流れを止めたのが逆効果に。そこからダダ滑りという印象。前のコンビ組んでた人はどこいったんやろ?確か病気かなんかで活動休止してたよな。
・フロントストーリー(吉本)学生時代 5.75点 約3分00秒
部活を辞めるのをとめるコント。漫才じゃないけど。「マイブームだよ」と言った瞬間が久々の響きでおもろかった。
・田中・上阪(吉本)回転寿司 6.25点 約3分05秒
回転寿司屋での一幕をコントにしていた。タマゴはうまいようです。しかし相変わらず声が甲高い。あれだけ高い声を出していたら日常生活もテンション高いと勘違いされるんだろうな。
・四次元ナイフ(吉本)カリスマの証 5.5点 約3分10秒
大体2回戦と同じネタ。途中で会場を静まり返らせ聞き耳を立たせる状況の間があるんだけど、悪いほうへ作用してしまいましたね。
・さんだあず(アマチュア)NHK 6点 約3分00秒
山ダーズで昨年活躍していた方がコンビ名を変えての参戦。四六時中「NHKやろ!」とツッコミをしていたけど途中で攻守交替する姿がテンポのよさを感じさせられました。純粋にこれだけ喋れる素人ってすごいなと改めて感じた。
合格
・ロデオボックス(吉本)学級会 5.5点 約3分05秒
学級会で互いの悪いところを罵りあいするネタ。大体2回戦と同じやったと思う。途中でネタを飛ばしかけていたような気がする。
・難波横山(吉本)乳首を10回 5.5点 約3分15秒
乳首って10回言ってと要求するネタ。色々ボケていたけど最終的に中途半端なオチで個人的に残念だった。
・ジャルジャル(吉本)ミュージカル「狼」 6点 約3分00秒
ジャルジャルは本当に漫才をしないね。今回はミュージカルコント。この方向性は非常にいいと思うんだけど一般の皆様に受け入れられるまでチト時間が掛かるかもしれないですね。
続きはその2に続きます。
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