2005 M-1 2回戦大阪(11/13) その4

その1とその2とその3がありますのでそちらから先にお読み頂く事をお勧めいたします。

その3からの続きです。

・ソラシド(吉本) 小説の朗読 6.25点
三島由紀夫の小説を朗読する感じでチャチャを入れていた。まぁいつものようなネタの展開ですね。あとはどんな工夫をしてくるのかチト楽しみでもあります。

・ロンティーン(アマチュア)かくれんぼ 4点
スカシ系の漫才であるもそれほど面白さは感じられない。やはりこういう難しいネタは絶妙の間を形成できないと難しいんでしょうね。プロの真似だけではダダすべりになる恐れを改めて再認識した瞬間でした。

・遥風(アマチュア)布団の押し売り 4.5点
布団の押し売りが来た場合の対処方法。最終的にはアタックチャンスをしていた気がする。

・オゥレンジピース(アマチュアガリレオガリレイ 5.75点
個人的には記憶に残るコンビでした。ツカミが相撲でしたからね(笑)。1分くらい相撲をしていたと思うし。まぁその後は普通の漫才でしたね。

辻イト子・まがる(吉本)夫婦漫才 4.5点
べたべたの夫婦漫才。確か彼らはレギュラーと同期生だったような気がする。まぁ来年もがんばって出てきてほしいものです。

・プーテン(アマチュア)中学生の話 5.5点
中学生くらいのモジモジした漫才。恐らく途中でネタを忘れてしまったんでしょうね。本当に初々しさを感じさせていました。確かに面白い間を持っていたんだけどね。また来年も出てくれるのかな?

・タカハシ(アマチュア)女スパイ 5点
女スパイのコントでした。劇画チックでしたけどまぁそろそろ飽きてきていましたね。でも良く出来ていたと思いますよ。

教祖と長官(アマチュア)たまきん体操 5点
昨年「チン毛」の歌で衝撃的な芸を見せた巨乳まんだら王国の人達。今年はたまきん体操でした。会場の笑い声はほぼ男性だったと思うのですが、どうだったんだろう。ちなみに個人的には昨年の「チン毛」の方が衝撃的でしたが、ネタとしてはたまきん体操の方が優れているのかもしれませんね。ちなみに一緒に見ていた知人は帰りタワーレコードで彼らのインディーズのCDを購入していました。どんなアルバムなのか。すごく興味がある。

シャクシャイン(アマチュア)ゴキブリゲーム 4.5点
順番が悪すぎますよ。余韻残ってますもん。まぁそんな中でもゴキブリという話題をネタにしていたみたいだけど何も覚えていない。

サザンカ(アマチュア)火曜サスペンスチックな漫才 6点
ドナルドダックの物まねも非常に良かったし、ネタの展開も前何組かと比較して秀逸されていた。でも普通に順番が良かっただけなのかも知れまね。私の目はごまかせても審査員の目はごまかせんのか、それともその逆かも知れまね。なぜ落ちた?

変ホ長調(アマチュア) 夢と願望 5.75点
R-1にお気楽受験で準決勝までいったODAさん(オダさん)の漫才。相変わらずののんびりしたようなそして鋭い指摘のある漫才。このコンビが落選していたら少し審査基準を明確にしてほしいと思った次第です。
合格

・トライアングル(松竹芸能)物忘れ防止 5.5点
手の甲に書いて物忘れを防止していたよね。っていう感じのネタだったと思う。さりげなく合格してましたね。
合格

小泉エリ&トモ (吉本)マジック 4.5点
チアリーダーの格好をして、マジックをするネタ。正直さほど面白くない。ただ見た目がかわいらしいという評価もあるだろうから「エリトモミラクル〜♪」といって笑っていただけたのではないでしょうか?

ハリガネロック(吉本)戦隊モノ 6.25点
第1回準優勝コンビ。ロックな漫才を期待しいましたが、松口さん(ユウキロック)がツッコミで大上さんがボケていた。以前の悪役ぶるユウキロックと、キツさのない大上のツッコミが封印したとは噂では聞いていたけどね。いろいろ試行錯誤しているんだと思うけど、さてこの芸風チェンジが如何に?ひとまずこのレベルは無難に勝ち抜く。
合格

84組中 28組合格

マジで、疲れた。3日の予選も含めて271組分のレビューですよ。馬鹿としか言いようがないですわ。

しかしながら3日間すべてに通じて感じる事は、出番が後のほうになったコンビで微妙なネタをする人達はやはり軒並み厳しい結果になっていますね。審査員も人間だから疲れてきたら評価しにくくなると思う。あと観客も同じことが言えると思う。決勝戦の敗者復活でも2年前のアンタッチャブルや去年の麒麟は両方出番は真ん中らへん。こういう大人数の中でするネタで1番になろうと思ったら運(順番)も重要なんでしょうね。さて、3回戦はどんな感じになるのでしょうかね?

ちなみに私本日から二泊三日で沖縄へ旅行へ行って参ります。ではでは。

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