ペーロン大会結果

 いよいよ今日はゴールデンウィークから作成した船(ペーロン)の競争大会です。朝から船を積み込み、大会会場の浜寺漕艇場へ一路向かう。各メンバーもこの日の為にという気持ちをもっていたと思います。

 恐らく今年は全部で25〜30チームくらい参加していたのでしょうか?プログラムを見てないから良くわからないのですが、今年は予選4組ぐらいだったと思います。ちなみにわがチームは2隻エントリー。1組と4組で登場することになりました。1組の方が今年新たに作成したチョコバット号です。なんとしても初優勝を勝ち取るために作った船であります。

まずは予選から。予選各組2位までが決勝進出です。

予選1組 1位 チョコバット
 想定通りの結果と言えるでしょう。他の追随は許さなかったようです。これで文句なしの決勝進出です。これでチームは一気に盛り上がったと思われます。

予選4組 2位 先行者
 私が現役のころから使用している船です。名前はその都度変わり現在は「先行者」という画期的な名前。速い船ですが、乗組員の力が大きく左右するので毎年出たとこ勝負の部分がありますね。まぁ無事に2位通過おめでとう。

その後、各組で敗退した船が敗者復活で何隻か復活し、決勝は12隻で戦うことに。この中に我がチームは2隻ある。これは近年まれに見る好成績。っていうか2隻出したのが久々ですからね。

さて、お昼休みを挟んで14時ごろに決勝戦です。いよいよ初優勝の瞬間が近づいてきました。メンバーや応援団の関係者一同に普通にすればいい勝負するだろうとの思いがあったと思われます。この時既に私達の過去実際に乗ったことあるOB連中はよほどのことがない限り優勝は確信していたのではないでしょうか?

スタートして12隻が折り返し地点を目指して漕ぎ始めたのであります。我がチョコバット号はまぁ周りの船との衝突を避けながらもうまく2番手位を走行し、折り返し地点の手前で1位に踊り出たのであります。そこから競艇モンキーターンばりに果敢な攻めをして、折り返し地点を曲がり終えて1位であとはゴールまで1直線という状況。この時誰もが優勝を確信したでしょう。その頃もう一方の先行者号はスタートダッシュに手間取り後方で苦しんでいたのであります。

そ の 瞬 間 に 事 故 が 発 生 !

曲がり終えて真っ直ぐ走っているはずのチョコバット号が船底を見せてもがいているのであります。我々のチョコバット号は速さを追求した仕様になっているために船底なんか見えるはずがないのですが・・・。

「沈」

何が起きたか、目を疑い言葉を失った瞬間でした。予選も1位。決勝も折り返し地点まで1位。あとは直線だけと言う状況での「沈」。我々は遠い桟橋からの観戦だったので状況把握ができない。ひとまず先行者号に期待しましたが、残念ながら優勝を求めるのは酷な位置にいたわけで・・・。

終結果は以下の通りです。
先行者号    9位
チョコバット号 棄権

勝負は下駄を履くまでわからないとはこの事を言うんでしょうね。今回の参加チームでの直線スピードは明らかに我がチーム。最高のマシンスペックを披露でき、ドライバーの経験と技術も十分兼ね備えられていました。しかしながら「想定外」のトラブルにて棄権。

「運のなさ」「油断」「慢心」「準備不足」

様々な要因が「想定外」のトラブルを発生させたのでありましょう。小雨が降りしきる中、悔しい気持ちに。乗っていた選手達も悔しかったのか、皆この結果に納得できていない様子。一発勝負の怖さを久々に身をもって味わった瞬間でありました。

その後、「初優勝祝賀会」「残念でしたお疲れ様会」を実施したのであります。続きは明日にでも書きますわ。

今日はもう寝ます。

 -以上-