全国高校野球選手権大会観戦記

今日は友人と待ち合わせて甲子園の高校野球勝戦を見に行ってきました。13時プレーボールだから1時間半前に球場入りし、席を物色。大体いつもと同じようなライトスタンドの位置に座り、試合開始までに準備すべき行為一式を行う。

 トイレ休息も済ませて試合開始前に座席整理を実施されてました。後からきた人も座れるようにしてくださいとのことですね。まぁ係りの人が言いたい意味もわかりますけど、なんで早くから来ている人が自分の選んだ席をゆずらなければならないのか甚だ疑問なのであります。必要以上の席数は利用してないわけだし、「なんで?」という気持ちですわ。まぁ人それぞれ考えがあるからね。

 さて、暑くなるだろうということで試合開始までに充分水分補給を行っておきました。さぁ試合開始です。

駒澤大学附属苫小牧高校 5−3 京都外大西高校

京外西 100 000 200=3 H7 E2
駒大苫 100 011 20X=5 H9 E2

試合序盤は双方1点づつ取り合う立ち上がり。コマトマが初めてのエラーを出したのが少し残念。しかしあのシーンで3塁へ全力投球するより中継プレーするほうがいいのだろうなと感じたわけです。

その後、両先発投手が走者を出すも要所を抑えるピッチングで0行進。両チーム早めの継投策をしてくると思っていたが、予想外の展開。5回表にポイントとなるシーンに直面する。ある意味このワンプレーが試合の流れを変えたと私は感じております。

ポイントになった場面
京都外大西
8番 薮内 死球
9番 北岡 スリーバント失敗
1番 高原 初球WP 三ゴロ

この時点で二死二塁
2番 林  フルカウントの末詰まりながらもレフト前ヒット! 二死二塁三塁となる。

3番 寺本 四球
4番 西下 一ゴロ (チェンジ)

私の気になった場面は2番林のヒットを放った場面。私の目と記憶が確かならば、二塁ランナー薮内は二死フルカウントやのにスタートを切ってなかった。その結果、本塁まで帰って来れず。その後、後続が続かなくチャンスを逸したわけであります。
走者がスタートを切っていたら本塁で面白いタイミングか悠々セーフじゃなかったのかなと思えただけに残念な判断と思えました。(四球も考えられましたが、三原監督ならエンドランで勝負してくると思った)
私の読みではここで野球の神様はコマトマに少し近づいた気がします。

結果、5回裏にエラーがらみで得点をあげる。野球はやはり流れが大切なことを痛感した瞬間。6回裏にも連続安打で1点をもぎ取り、京外西リリーフエース本田を攻め立てる。コマトマの連覇が見えてきたかなと思った瞬間でありました。

しかしながら7回表にコマトマ主将林がまさかのエラーで一気に京外西に流れが傾く。二本の二塁打で同点には追いついたが、盗塁死?か牽制しでチェンジ。ここでのプレーも痛かったと思える。

7回裏にコマトマのソツのない攻撃で再び2点リードをする。しかしながら1番林は相当の野球センスを感じられる。送りバントで充分の場面できっちりとバントヒットにするあたり流石と思わざるを得ない。

最後は9回表を2年生の田中が三者連続三振で二連覇を達成したのである。ウイニングボールになった最後の球速は150kmという速球。凄いとしか言いようがないです。

駒澤大学附属苫小牧高校の応援団たちが大騒ぎしている。見ていて少し鳥肌が立っている自分がいました。本当に強いチームだなと思えたのであります。そして閉会式を見て名残惜しく甲子園を後にしたのであります。

しかしながら振り返ってみると幾つかポイントになったプレーはあったけれど、ミスやエラーをしたチームが負けに近づくということが再確認できました。今年は結局3日甲子園に足を運び、合計5試合を観戦しましたが、野球観戦がやはり大好きであることが良くわかったのであります。

またどこかの球場に野球を見に行こうと思います。

最後に駒澤大学附属苫小牧高校二連覇おめでとう!!

 -以上-