【追悼】隣人の小母さん

私の実家は私が生まれて以来引越しをしていない。私自身も東京勤務時代以外は現在の実家に住んでおります。そんなわけで結構近所付き合いも密に行っています。実際、何処の誰という所在が小さい頃からわかられてますからね。

昔から色々とお世話になっていた隣の家の小母様が本日他界された。まだ60歳前という年齢である。数年前から病気にかかっておられたが、入院や通院などを繰り返されていたようです。数日前に救急車が来た時から慌しい空気になっていた事はなんとなく気がついていましたが、私なりに気がつかないフリをしてしまっておりました。

そして本日お昼過ぎに他界されたとの事。第一報を頂いた瞬間に様々な思いが走馬灯のように駆け巡ったわけであります。

小さい頃に外で遊び疲れて帰ってきたところ麦茶を出してもてなしてくれた事。

ひな祭りが縁のない家に生まれ育ったので隣のお姉さんの為に飾られたひな飾りをお邪魔して見せて頂いた事。

家の鍵を忘れて扉の前で困っている時にお邪魔させて頂いた事。

本当に多くの思い出や出来事がありました。いつも笑顔でいらっしゃった事が記憶に残っております。。隣に済まさせて頂いていましたが、特に何かできたのかわからないです。ただ今いえる事は安らかにお眠りくださいという願い。

しかし友人・知人などの死別は辛いです。天寿を全うしていればまだしもまだまだ若いのに。また小母さんの笑顔を見たかった。

辛い気持ちになった週末でした。 合掌

 -以上-