R-1ぐらんぷり準決勝観戦その1

さぁR-1ぐらんぷりの準決勝大阪大会のレビューを書きますよ。どうぞご覧下さい。

では、各コンビのレビューを書きますよ。長くなったら二つに分割しますので、ご了承願います。あと、素人の癖に寸評をつけてい
ます。もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。
(私の10点満点評価もご覧下さい。)

・藤原・F・オニオ(アマチュア)コント:軍法会議 6.5点
 戦場でおこうな軍法会議を学級会チックに描写していた。正直、小学校の頃を思い出させてもらえたのが良かった。しかし、NGKの舞台のトップバッターでアマチュアとしてよく頑張っていたのではないかと思う。

追い風三等兵南海キャンディーズ・山里)(吉本興業 大阪)コント:ニラの授業 6.0点
 兵隊のスタイルで授業を行なうコント。実際、何の授業でも同じように力技で持っていける節がある。面白さはあったが、これで決勝戦進出できた場合は視聴率用の人選に思える。

友近吉本興業 大阪)コント:抗議電話 7.5点
 いつも感じる事なんですが、友近のコントは単純な構成では無い場合が多すぎる。しかも凄くニッチな人向けの笑いになる。個人的には笑いどころの沢山あったネタと思えるが、全体的に笑いの量が少なかったので少し気がかり。今回は「スーパー玉出」と「トイザラス」と「横浜ベイスターズ」等に抗議していた。個人的には大爆笑はなかったが普通に合格する気がする。

ハローケイスケ吉本興業 東京)アンケート漫談 6.5点
 いつも通りの芸風。アンケートを取りながら色々笑いを取っていく。途中でクリボーの登場もそろそろ違うキャラにしてほしいと私は感じている。

了解しましま吉本興業 大阪)漫談:もしもシリーズ・ツッコミの種類 5点
 2回戦とほぼ同じネタ。もしもシリーズで少しネタを変えていた。まぁ大工さんのツッコミとかはそれ程ツボにははまりませんでした。まぁここまで良く頑張ったでしょう。

帽子屋お松(アマチュア)コント:座頭市 6.5点
 2回戦とほぼ同じネタですが、面白かったです。勝新のモノマネを大分やっていましたが、少し訳が分からない言葉を連呼する事でその言葉の虜になりそうでした。また違うネタを見てみたいものです。

宮戸洋行NSC)コント:スピード違反したタイ人似の人 5点
 2回戦とほぼ同じネタ。少し、NGKの大箱向きではなかったのかウケ具合が微妙でした。まぁNSC生ですし、今後に期待したいですね。

大木三郎吉本興業 大阪)コント:飛田新地のオバはん 5.5点
 2回戦とほぼ同じネタ。少し、若い女性陣が多かったためかウケ具合が微妙な感じ。個人的には出てきた瞬間から笑ってしまうくらいその異空間に引き込む観察力は素晴らしいと思う。ただ全国ネットでは放映できないネタですね。

小籔千豊吉本興業 大阪)コント:女子大寮での出来事 6点
 女子大の寮で、面白王を決めるという設定のコント。連続してボケ合戦をしている感じ。ボケの中身は2回戦で使っていたものも含まれている。朝の連続ドラマも頑張って。

・SOGANO妹子(アマチュア)コント:父の敵 6.5点
 2回戦とほぼ同じネタ。まぁ連続してたたみ込むボケはテンポが良かった。オチもきちっとしているのでアマチュアとは思えない実力はあると思われる。

ちゃいますねん八木吉本興業 大阪)漫談:釣り川柳 5.5点
 サバンナ八木ではありません。ご注意ください。釣りスタイルで色々川柳を言う設定。受けなければ「リリース」と言えるのである意味どんなボケも滑らない様なリスク回避をしている。

中田なおき吉本興業 大阪)漫談:音響との戯れ 5点
 スール姿で出てきたので、思わずM-1のMCのように見えてしまいました。カウス師匠のモノマネも入れながら、音響が奏でる物語と言った感。まぁ正直他の人と比べたら辛いものがあります。

・H.G (住谷正樹)(吉本興業 大阪)漫談:ハードゲイ 7.5点
 相変わらずのハードゲイネタ。明らかにNGKの空気が変化したように感じる。「継続はハードゲイなり」等と言っていた。ハードゲイキャラでCMに出るという設定では、「551蓬莱ある時・ない時」で嬉しさの表現を腰の振り具合で表していた。超高速になるとゆっくり見えるだけの腰の振り方になり楽しそうだった。

・O・D・A(アマチュア)漫談:つぶやき系 6.5点
 HGとのギャップが大きく、凄く面白かった。お気楽記念受験と思っていたら準決勝まで出てしまったようです。米朝首脳会議は米朝師匠とざこば師匠の会議と思っていたらしいです。2回戦でネタが飛んだ演出はもしかしたら本気だったのだろうか?

・テント(吉本興業 大阪)漫談:テントワールド 7.5点
 お笑い界のツチノコ芸人「テント」の独自の世界。「義務教育ちゃうからわからん人は追いてくよ」というフレーズは心にしみます。モノマネもしたし、最後は人間パチンコで「7」を揃えていました。約2週間でテントさんを二度も見れて良かったです。

竹井輝彦松竹芸能)コント:謝罪記者会見 5.5点
 ほぼ2回戦と同じネタ。矢沢風に謝罪記者会見に挑み、マザコンな事を追求されていた。オチは途中で予想できたけれども面白かったですよ。

桂三若吉本興業 大阪)落語:腹立つ話 7.5点
 仮に落語枠と言う言葉があるのならば有力候補になるでしょう。2回戦と同じようなネタでしたが小さな部分で修正していました。落語家らしくオチもキチンとしていたので個人的には残ってほしいと思っています。しかし、1年ほど前に三若さんと八光君の落語ソロライブ行きましたが、噺家として実力差はどんどん広がっている気がしますね。

加藤たかこ吉本興業 大阪)コント:バネ売場 7点
 わけのわからないコントと称して、バネ売場の店員の姿を描写していた。しかしこの芸人さんは不思議な世界へ導くのが本当に上手ですね。今後どういうジャンルで活躍されるのだろうか?

後藤秀樹吉本興業 大阪)漫談:マスクマン 6.5点
 マスク漫談でお馴染み?の後藤さん。正直2回戦の時の様にマスク漫談しながらボヤイテいくほうが良かった気がします。AVのタイトルにツッコミを入れるネタになった瞬間、若い女性達が困惑したような印象を受けた。

続きはその2に続きます。お楽しみに。