樋口正蔵
この名前を聞いて思い浮かぶ単語はなんでしょうか?
私は当然「内野安打」。
チョッといろいろあって、内野安打の年間記録について調べていたら、樋口正蔵という人物とめぐり合った。
私も詳しい事は良く知らないのですが、日本プロ野球のシーズン内野安打記録保持者で南海ホークスに在籍していた事くらいは知っている。(玉木正之氏の著書で拝見しました)
その記録は、1964年にシーズン55本の内野安打を達成したらしい。(1964年は王貞治が55本塁打達成した年でもある)
同じ年に同じ数字で偉大な記録が達成していた事に野球の面白さを感じる。
補足するならば内野安打の樋口は55本の内野安打のうち25本がバントヒットだそうだ。つまりバントヒットの名選手だったといえる。流石にイチローでも出来ないだろう・・・。(それ程バントをするとは思えない)
近年はイチローの内野安打が脚光を浴びている。今年262安打の新記録を達成しましたが、内野安打は59本あったようです。これはMLBの最高記録なんでしょうかね?しかし、ヒットの合計数の22.5%が内野安打とは改めてびっくりです。ただ、このうちバントヒットは何本あったのだろうか・・・。
バントヒットの名選手「樋口正蔵」。是非生でプレーしている姿を見たかったものだ。
現代野球でこのような「○○」と言えばという職人的名選手が少なくなってきている事が如何にも寂しい限りである。
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