第31回 社会人野球日本選手権 優勝決定戦観戦日記ときくや訪問

 起きた時刻が11:30だった為、慌てて支度する。飯を食って、スコアなどを持ちいざ大阪ドームへ。余裕でプレーボールに間に合う。今日は奮発して特別席で見る事にしました。

 やや大阪ガス寄りの座席を確保し、トイレを済ませて席に戻る。両チームのスタメンをスコアブックに記入していき、プレーボールを迎える。さぁどっちが勝つんやろね。

 大阪ガスの先発坂本投手は5回途中まで完全試合をしていましたが、この回2安打を浴びて、私の心に一瞬潜んだ初完全試合生観戦の野望が打ち砕かれました。その後も力の入った投球で、9回0/3を3安打で抑えた。ナイスピッチングですよ。特に9回の打者永井選手との攻防は私はしびれましたね。大ファールをライトポール際に持っていかれた後にしっかりと三振に抑えるあの気迫。気持ちが伝わってきました。

 逆にJFE西日本はランナーを得点権に進めるもなんとか打たせて取ると言うイメージで乗り切っていました。6回の3連打で大阪ガスに先制を許すところを本塁でタッチアウトにした辺りから流れはJFEになったと思っています。結局あの3連打の後は大阪ガスにはヒット出ませんでしたからね。

 お互い譲らずに延長戦へ。両チームともこの秋にドラフト指名のかかった大阪ガス能見投手・JFE西日本田中投手がマウンドを任される。お互い連投らしい。でも元気な投球をしていた。両投手とも140kmを超す速球を投げ込んでいた。田中投手に至っては安打をゆるさなかったですからね(1四球のみ)。ナイスピッチングですよ。

 最後は試合時間も4時間を越えた位に能見投手がJFEの福竹選手に左中間へ本塁打を浴びて先制点を許す。マウンドで力尽きたような印象を受けた。残念。

 その裏はきっちりと田中投手が大阪ガスを抑えて初優勝の胴上げ投手となった。最後マウンドで膝をつきながら捕手の小谷選手と抱き合いナインに揉みくちゃにされた瞬間はなんかいいものを感じたのです。

 最終的には1-0の好ゲームでした。決勝戦に相応しいですね。この試合は貧打線ではなく投手戦やったと思います。両チームの熱い気持ちが私には伝わってきました。いいものを見せてもらいました。本当にありがとう。

 今回の社会人野球を観戦して改めて私が感じた事は、「やっぱり野球が好きみたい」って事です。延長15回を話し相手なしで席も立たずにスコアをつけ続けていた私。昔の私ではありえなかった事だと思っています。
 これからもいろんな視点から野球を見続けたいと思います。

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試合観戦後は、友人と待ち合わせして、新世界の串カツ菊屋に行ってきました。23日も行ったけど、飽きずに食べる私。ビールももう解禁やから飲んでますよ。
串カツも美味しく頂けて、面白い野球も見れた本当に楽しい充実した休日でした。

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