1リーグ制へ思ふ事
プロ野球もオールスターを無事終了しました。今後は、後半戦え向けて鋭気を養う時期になるんですが今回ばかしはそう悠長な事は言ってられないでしょう。
「合併」「1リーグ」「ストライキ」
この辺りのキーワードが選手会の中で頭を巡らせている事でしょう。
私なりの意見。質問系式にしました。
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問1 貴方はBuとBWの合併について賛成ですか?反対ですか?
答1 反対です。
問2 貴方は1リーグ制に賛成ですか?反対ですか?
答2 当然反対です。
問3 現在のプロ野球界は何球団が適切な球団数ですか?
答3 12球団あってほしい。(現在のルールを変更すれば実現できる筈)
問4 現在のプロ野球界の問題点は何ですか?
答4 ずばり現場の声が反映されにくい。全て会議室での決定されている点。ユニフォーム組を軽んじているオーナー達。
問5 最後に現在の流れのまま2005年1リーグ制になりました。貴方はどういう行動を取られますか?
答5 議論が交わされないまま、強硬手段で1リーグ制になった場合はプロ野球を見る事を差し控えます。って言うか辞めるでしょう。プロ野球以外に熱くなれるジャンルを探します。
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整理します。ごくたまにプロ野球人気に胡座をかいていた選手会とファンが今頃になって慌てていると罵っている人達に言いたいです。
選手達は被害者です。実質、讀賣におんぶに抱っこ構造を許しているプロ野球機構の怠慢と言えるでしょう。それを選手やファンの責任に問題をすり変える事は、おかしいのではないだろうか?
さて、納得は出来ないが7月7日の記者会見以降は1リーグと言う言葉が完全に一人歩きをしはじめている。ただ、もう一度胸に手をあて考えてもらいたい。
「なんで1リーグなの?」
今回の問題は大阪近鉄バファローズが身売りをしたいという話が始まりの筈。それが、協約金の問題やネーミングライツを断られた加減で買い手が見つからなかった。その為、何処から誰が言い出したのかわからないがオリックスブルーウェーブと合併する話が出てき始めた。
1チーム減少し、パシフィックリーグが5球団ではリーグ戦が出来ないと言うわけで、10球団に減らして1リーグ制にするという話も出てきたわけです。どうすれば、12球団を継続できるのかと言う議論がないまま・・・。
そこにライブドア社が大阪近鉄買収に手をあげたわけです。普通に考えれば大阪近鉄をライブドア社が買い取って来年も12球団で野球をする。これで全てが解決するのに・・・。
でも世間の流れは「1リーグ」
なんでなんだろう。1球団消滅する事でプロ野球が衰退方向に進んでいると思ってしまうのは私だけでない筈。恐らく結果的に野球と言うスポーツ自体の底辺を揺るがす事は間違いない筈だ。
1リーグ制に賛成しているファンもテレビでは良く放映されている。
讀賣-ダイエーや阪神-西武など目新しいカードが増える事らしい。それも数年立てば目新しいものでもなくなるだろうし、魅力のあるカードならば今の時点でもセ・パ交流戦(MLBインターリーグ)を実施する事で解決される。それを讀賣戦が減る事で放映権料が手に入らなくて嫌な球団が反対して大体この話は頓挫する。魅力的なカードという意味では、この1リーグ制の議論の時に出てくる事事態ナンセンスだと思う。
赤字経営の球団があるという事実は以前から噂では聞いていました。だったら、赤字にならないようなルール作りをしてみたらいいのではないのでしょうか?昔の世の中では宣伝広告費として親会社に ぶら下がっていても問題がなかったのでしょう。でも時代は変わったのです。
赤字を改善する為に自助努力をした球団もあるんです。某金融機関と提携してユニフォームやヘルメットにロゴをあしらったり、ネーミングライツを募集しようとしたんです。でも、直ぐに讀賣のオーナーは横槍を入れてその自助努力を阻止。その他にも新規参入させないように協約金で30億や60億円を障害を設けたり、外資系の会社への株の比率に制限を設けたりしています。全て讀賣のオーナーの独裁なのです。はっきり言って老害です。
今こそ讀賣主導のプロ野球機構をファンの声や選手の声が反映される公正な物に変えてもらいたい。大変な時期に名誉職のようなコミッショナーについた根来さんの活躍に期待するしかない。貴方の力で讀賣の渡邊オーナーの口を封じてください。お願いします。恐らく成功すればプロ野球の歴史に残る人物になれますよ。期待しています。
私も野球ファンとしてできる限りの事は続けたいです。
最後に私の心からの叫びです。
議論のないプロ野球に明日はない!!
-以上-