2010 M-1 3回戦東京(11/13)観戦記

今日も昨日に引き続きM-1GP2010の3回戦を見るために品川よしもとプリンスシアターに行ってきました。この会場は新幹線もすぐだから便利ですね。

MCは本日も当然、はりけ〜んずのご両人。いやはや10年間MCをしているだけあり安心感がありますね。

では、各コンビのレビューを書きます。当然のごとく素人の癖に寸評をつけています。
もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。
あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
私の10点満点評価もあわせてご覧いただければ幸いです。

・ぺんぎんナッツ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 自己紹介 5.5点
イケメンがきたぜーのツカミで始まり、ナカムラチビスケ君を紹介していました。エコーとビブラートを口を震えさせてやった瞬間は面白かったです。

・飛び魚 (松竹芸能 東京) 彼ができない6.5点
女性のコンビでめがねの女性が全身ブスと自分を卑下しているネタ。横にいたハシモトちゃんをかわいいかわいいと褒め称え、自分はガチャピンのかわいさ程度しかないと自分を卑下する様は面白かった。あれだけブスの自虐ネタを聞いたのはひさびさです。

・桃井誠和館 (アマチュア) アニメ6.0点
サザエさんが好きで、サザエさんのキャラを使ったボケを連発。キャラクターの紹介は食材の食べ方や、サブキャラなどは「ザ・グレートいささか」などいろいろな形容詞をつけて楽しませてくれた。

・メインストリート (SMA) 刑事ドラマ 6.5点
メガネとスーツのコンビ。かまきりデカが犯人を追い詰める途中に「ホーンテッドフンフン」とかディズニー関係の言葉をフンフンで上手く隠していました。いい感じにフンフンいいたくなりました。

ダイヤモンドダスト (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ファミレス 6.5点
見た目がある意味ナイスな二人組。接客業をやりたくないのにファミレスで働きたいと言い出したボケの方が妙にツボにはまりました。やりたいことをやれといわれると女子寮でいたぶられたいという本音を言ってしまい、素直だなぁと思いました。

ケチン・ダ・コチン (ワタナベエンターテインメント) 司会進行 6.0点
司会進行をする白いスーツを着たボケの方。タージンみたいなノリで漫才をしていましたね。さぁ盛り上がってきたと何度いったことでしょうか。ちなみに靴は白いナイキでした。

・Vステーション (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ファーストフード 6.5点
マゾニナルゾというお店のコント。店員さんは当然M。ポテトのサイズはMとドMしかなく、Mはあつあつのポテトを素手で持ってくるというマゾプレイ。ド
Mはそれ以上のマゾっぷり。逆にSバーガーというサドっぷりを体感できるお店もあるようで、アキバや日本橋にできてもいいかもね。

・ダイタク (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 双子ネタ6.0点
実の双子でおにいちゃんと呼んでくれない事に不満を持っている兄。おにいちゃん・アニキ・お兄様・兄上などさまざまな兄プレイを楽しんでいました。

ロコモコボンゴ! (どっかんプロ) 金縛り 5.5点
ウクレレみたいなギターで身の毛もよだつ恐怖体験を披露。内容は去年みた金縛りのネタで、ほぼ一緒でした。

・盗涙王 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 巻き舌の客 7.0点
ハンバーガー屋さんで働いていると巻き舌のお客さんが来たようで、注文のやり取りが何をいってるかさっぱりわからない。途中からはジブリ作品を

巻き舌で言っているのに店員さんにはちゃんと聞こえているのが面白かった。アリエッティ最高。

・井下好井 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 日本語だけで 表現7.0点 

合格
横文字を使わずに日本語だけで生活してみようとチャレンジ。ジャニーズのグループ名を無理矢理日本語にしたり、ショッピングで服を選ぶ際もすべて日本語に置き換えてました。シャツがいえなかったのが面白かった。

・インポッシブル (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 万引きGメン 6.0点
拍手ができないというツカミから万引きGメンをしてみたいというコントに展開。いろんな万引きの仕方でボケをしていました。結構もりあがってましたよ。

ジェラードン (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) かつあげ 6.0点
ツカミはベース音をつかったボケでした。かつあげされる二人がおかしくて、ソーセージたべたりいろいろふざけてました。

アイデンティティ (太田プロダクション) プレゼントの渡し方6.5点
彼女にプレゼントをあげるときのサプライズをいくつかのシチュエーションで再現。ペアリングの果樹園は楽しかったです。

ルームシェア (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) メガネのつけはずし 6.5点
メガネをつけたりはずしたりするタイミングの確認をする漫才。タートルネックをはずさないのはすごいなと思ったら間違いだったみたいだ。メガネ同士でキスすればほんとにぶつかるのかな?

・スパイク (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 海外のラブコメディ6.0点
BBクイーンズのボーカルみたいな女の人が海外のドラマの吹き替え版みたいな話口調でボケるネタ。ついつい友近のキャサリンと比較してしまっちゃいましたね。

・いちごパフェ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) マクドの店員 6.0点
帰国子女の女の子と滑舌が悪い女の子のコンビ。お互いマクドの店員をするという設定のコント。帰国子女のネイティブな発音と滑舌の悪い発音とのギャップが良かったです。

・新宿カウボーイ (太田プロダクション) 電車のマナー 6.0点
電車でのマナーが悪いことを人柄だけで笑わせている白色スーツのハゲの人。雰囲気は職場にいそうないじられ役のおっちゃんって感じ。よっこいしょういちをたまに使う身としては親近感をもてました。

マキシマムパーパーサム (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 彼女とデート 6.5点 合格
まさかのハゲ二連発。当然、ハゲのツカミはGoodです。彼女とのデートをフードコートや動物園に行くようです。掃除のオッサンのボケが良かったですね。

・セブンbyセブン (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) コンビに店員 6.0点
沖縄出身の漫才師。とにかく「さぁ さぁ」言ってましたね。語尾には「さぁー」とちょいちょい「めんそーれ!」と挨拶。コンビニに買い物あるあるネタを沖縄テイストにアレンジしているのが良かったですね。

ヒダリウマ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) カラオケ 6.5点
カラオケで盛り上がりたいみたい。バタフライを沖縄民謡風にアレンジしていましたね。青いイナズマ版も良かったよ。個人的には好きな伽羅ですね。

・横浜ヘテロ (浅井企画) 刑事 6.0点
先輩刑事と後輩刑事のコント。ラコステのバッタモンを着ていたのは覚えています。お互いの呼び名をお洒落にしようと工夫していたのが面白かったです。服の名前を連発しているだけと思う人もいるかもしれませんが、いい意味で押しが強いなと思いました。

ガリバートンネル (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) エコササイズ 5.5点
ペットボトルをつぶして行く事と体操をコラボしたエコササイズ。AKB48の歌にあわせてペットボトルを連続でつぶしていきましたが、ばかばかしい笑いは出来るんだけど意外性の笑いはないのがもったいないなぁって思っちゃいました。ぜひ、エコササイズのアレンジを見てみたいです。

マヂカルラブリー (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ゲーム 7.0点 合格
相変わらずのマヂカルラブリー。今回は独自の遊ぶゲームを開発したようで、「東芝の職員当てゲーム」とか、「ドクシュ?(ズクシュ?)」と平手突きをするだけのゲームなどもう独特の世界に引き込まれていきました。天竺鼠と一緒にライブとかしたら面白そうだな。

・ニッチェ (フリー) 田舎に泊まる番組 6.0点
田舎にアポ無で宿泊しようとする番組をしたいという設定コント。女性コンビらしくお婆さんいいキャラ出ていました。

・南国姉妹 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) ドライブ 6.5点
相変わらずの国場君。今日はインドカレーの店長としていじられていました。ツッコミの言葉選びもあのキャラと重なって面白かったです。インドテイストが満載のネタでしたね。また生で見てみたい・・・。

・鬼ヶ島 (プロダクション人力舎) 新メンバー 7.0点
野田の代わりにイケメンがいきなり登場して漫才を始める。途中で野田が現れて「俺は?」というような感じのもはや漫才ではない鬼ヶ島ワールドが炸裂していました。トリオなのに4人目がいたというこの革命的発想は駄目なのかな?本当にぶったまげたネタでした。

・C・A・T (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) バイトしたい 5.5点
今年の夏なにしていた?ってツカミからバイトをしたいなというネタへ展開してました。ポテト大好きといっていた気がします。時給5000円もらえるバイトがあれば私もしてみたいですね。

しんのすけとシャン (ワタナベエンターテインメント) 銀行強盗 6.0点
銀行強盗に襲われているのに真面目に対応をする銀行員のコント。真面目に対応する様がギャップとなって面白かったです。高額預金者への対応と小額預金者への対応が違う点が面白かったです。

・ストロベビー (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) マラドーナ 6.5点
マラドーナのモノマネでお馴染みですね。ナイジェリア戦のゴールの歓喜の表現やドイツ戦の諦めの表現などを混ぜた芸でした。生でマラドーナにあえてうれしかったですね(笑)

ミスマッチグルメ (アミーパーク) アメリカ好き 6.5点
アメリカ好きが考えたゲーム。ジャンケングリコや10回クイズをアメリカっぽくしていましたね。チビTシャツからチラチラおへそが見えていたのが少々気になっちゃいました。

デスペラード (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) イランの芸人 7.0点 合格
イランの芸人さん。ツカミの「アラー大好き芸人です」は最高でした。そこからイラン人目線で日本の芸人をうまく変換したネタの数々。とにかく勢いがすごかったですね。いやはやメモを取ることが出来なくなったくらいですから。

ジャングルポケット (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 桃太郎侍 7.0点 合格
桃太郎侍のコント。町娘が襲われているところを助けるシーンで、色々とボケていましたね。斉藤さんのツッコミがテンションがあがっていくのが面白かったですね。コント中心だと思っていましたが、上手な漫才だなと感心させられました。

笑撃戦隊 (ワタナベエンターテインメント) 整形手術 6.5点 合格
明日整形手術を受けに行くからという感じで始まったネタ。みんなが顔を手術するんだなと思っていた矢先にまさかの'トンボ'な展開へ。ボケとしては斬新だったなぁと思ったわけです。面白かったですね。

・ソラシド (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) CM 6.5点 合格
東京行っていたんだね。08年の準決勝で見たネタでしたね。観光地をPRするネタでしたね。安定感のあるネタだから東京の会場では受けていましたね。私はちょっとこのネタは飽きてるかな?

・トリプルエンジョイ (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) もしものお時間 6.0点
トリオでしたね。「もしも♪もしも♪」と歌いながらもしもの起こったらいやだなぁと思うネタの連発でした。M-1にきたら大体1日一組くらいはいているような作りこまれたネタですね。勇者ああああ様は面白かったです。

・ゲキシム! (SMA) バンドしたい 6.0点
こちらもトリオの漫才。バンドをしたいから上京するという設定コント。役割の父と母がボケ担当でしたね。ご飯のメニューでもボケを連発していたのが面白かったです。

・ナイスDEポン (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 松木安太郎 6.5点
松木安太郎のモノマネをしながら居酒屋のトイレを実況していました。設定自体が不条理だから松木さんのモノマネが妙にマッチしていた良かったです。しかしまぁさらっとウンコって言っちゃってましたね。

麦芽 (太田プロダクション) 結婚式スピーチ 6.0点
女性が結婚式でスピーチをするネタ。デパートの館内アナウンスとかエピソードが卑猥になったりとか面白いネタでした。上野樹里のモノマネも似ていましたね。

・舛方・高見 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 熱血教師 6.0点
不良の生徒を更生する熱血教師のコント。熱血教師がボケでしたね。ボケに対して「しまったこうボケたらよかった」と自分に突っ込むスタイルでしたね。少しノンスタの石田的な自己突っ込みを垣間見えた感じがします。

・レアレア (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) カッコいい言い方 7.0点
なんでもかっこいい言い方にしたいよね。カメラをキャメラと言えばなんとなくかっこいいとかいう感じで、カとキを入れ替えてみようというネタ。確かにカをキに変えたなんとなくカッコよくなるもんだなと認識しました。いやはや盛り上がっていましたよ。

EE男 (ワタナベエンターテインメント) 外国語 7.0点
英語で笑点の説明を行ったりフランス語でドラゴンボールのシーンをしたりという設定のネタでした。フランス語はやっぱりぼそぼそしゃべるんですね。個人的にはまた見てみたいネタですね。

というわけで42組の漫才を見ました。
合格者は7組とまたまた少ない数字でしたが、昨日の基準から見たらこんなもんなんかな?
追加合格でどれくらい出るかやっぱり気になるところです。

というわけで来週は大阪の3回戦全部見に行きますよ!

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