2007 M-1 準決勝東京(12/8) 観戦記

今日はM-1グランプリの準決勝をルミネtheよしもとで観戦するために東京遠征。あの会場に入れた人としての責任として簡単にレビューをしたいと思います。

MCはルミネではおなじみのはりけ〜んずです。今年も前田さんが萌ブレザーを着ていたけど、相変わらずですね(笑)
では、各コンビのレビューを書きます。合計34組の面白漫才師が出場されました。あと、素人の癖に寸評をつけています。もしご本人や関係者の方が見られて気を害されるかもしれませんので、予めご了承願います。あんまり気にせず読み流してくださいね。あと固有名詞に敬称は省いてます。
(私の10点満点評価もご覧下さい。)
手元で計測した時間も合わせて掲載していますが、それほど正しいわけではないかもしれませんのであしからずご了承願います。

審査委員(敬称略):澤田 隆治、かわら長介元木すみお本多正識倉本美津留前田政二板井昭浩 (去年と一緒)

ザ☆健康ボーイズ(吉本興業 大阪) マッスルクイズ 6.5点 約3分55秒
なかやまきんに君サバンナ八木のマッスル漫才。東京ルミネには二人が出てくるとは思っていなかったようで、トップバッタ故にどよめきが起こっていましたね。
「ヘルシー」っていうツカミは変わらず、ネタも3回戦とほぼ同じ状態。どちらが筋肉に詳しいかクイズで勝負するんだけど、はじめは筋トレに関する問題が中心。その後、フィットネスジムのあるあるネタに移行し、最後は内輪ネタに。
まぁ場の空気は一気に和んだ事はいうまでもありませんね。

・ナイツ(マセキ芸能社) 解釈違い「スピルバーグ7.25点 約4分00秒
2回戦ではSMAPの事を少し違う意味で解釈していたネタのスピルバーグ版。
スピルバーグのエピソードを振り返りながらチョイチョイ間違った解釈をしている事に対してツッコミを入れるネタ。
例えば名前をスピルバーグを○○ハンバーグと間違ったり。HALEWOOD(ハリウッド)をハリモットとか、ETはED等。そこからEDつながりで、インポという言葉も登場するなどもう解釈間違いし放題。
最後の盛り上がりでは、野球ネタ(ジュラシックパリーグ、新庄のリストバンド等)とハンバーグの名前をコロコロ変えて二つの流れがありました。

・オードリー(ケイダッシュステージ) ツッコミにツッコミ 7.25点 約3分55秒
ボケの人が怪しげな外国人っぽい風貌で登場。
ツッコミの人に対する言葉にボケの人がボケた突っ込むをされるので、それに鋭くツッコミが入るって感じの漫才。少し新しい感じがする。
女性とデートするというストーリでしたが、その内容よりも外国人ぽいボケツッコミの人が話を脱線するけど、ツッコミがその意味不明なツッコミに対して時には愛情を持ちながら時には冷たく受け流す様が素晴しい。
こういう漫才は今後も内容を深めていけばいいなぁって感じた。ちなみに2回戦でもうけていた「アンバサ」はうけていたね。

ラフ・コントロール(吉本興業 東京) 10回クイズ 6点 約3分20秒
10回クイズに引っかかってしまって切れるネタ。お互い意味のある事をしようと言いあって、漫才を中止しショートコントを披露し始める。
それがもう喧嘩のようなショートコントで、いやはやもったいないなぁって印象。舞台上で殴り合っていた印象で最後は終わってしまいましたよ。
もう少し時間あったんだけどね。

マシンガンズ(太田プロダクション) 悪口漫才 合コン 7.25点 約4分00秒
悪口漫才でおなじみ。個人的に興味たかったコンビ。少しハードル高くしてみちゃったけど十分良かったです。
世の中のバカばっかりに対して、目一杯キレながら悪口をいうネタ。今回は合コンでムカつく女に対して切れていました。
断続的にキレまくっていたので細かい事はあんまり書けないですが、ああいう女性はいてるだろうなぁっていう部分では非常に共感を持ったね。
しかし、女性が多いお客の前だったから3回戦の居酒屋ネタの方が爆発力あったかもしれないですね。

・アームストロング(吉本興業 東京) かっこいい男 6.5点 約4分10秒
空手していたらかっこいいねっていうテーマから始まり色々ボケるけど、ツッコミのパンチ力が大。頭にタンコブ3つできて31のアイスクリームになるわ!っていうノリツッコミ。
空手の次はバスケをしたらかっこいいねっていう話に変わり、そのネタ自体はありがちなボケが続くけどツッコミのやり方が平手打ちであったり、引っ掻いたり、なぜるようにしたりとこの辺りに工夫が感じられますね。
こういう切り口の漫才もいいと思うけど、ボケの人は毎回痛いだろうね。

ハイキングウォーキング(吉本興業 東京) ラーメン屋 6点 約3分47秒
ツカミはMr.鈴木Qちゃんいじり。気持ち悪いお腹を見せたりして、「妥当だよ」ってツッコミを受けていました。
その後は適当なラーメン屋のコントに入って行きましたが、随所に適当さをアピールしていました。
パートの田中さんというキーワードが出てきてそれを最後もう一度使ったらよかったのになぁなんて思いました。

ブレーメン(吉本興業 東京) 10回クイズ 6点 約3分50秒
3回戦と同じネタでしたが、10回クイズだがピザ10回言わないっていうツカミ。ピザを10回言ったら日本の主食がピザになってしまうから言えないようです。
野口五郎を10回言わせた後に「では、1万円札の人は?」で「3年待ってくれ!俺がなってみせる!」なんていうくだりは良かったけどね。「とっておきの問題」を最初に言わないのは「取っておいたからだ!」っていうのも受けていたと思いますよ。
ただ随所に緊張からか噛んだりしていたのがありましたね。

オリエンタルラジオ(吉本興業 東京) かっこいい男 6.5点 約3分50秒
最近のスポーツ界とかではダルビッシュ等のカッコイイ人が増えたという話題から、相撲界にもカッコイイ人が出てくるだろうという設定。
その名も「ジュノン山」。まぁここらあたりからはモデルの体型した力士の話だけど、あまり相撲の言葉になっていないんですよね。
例えば相撲の試合。相撲は試合ではないよ。取組ですぞ。この辺りの言葉のチョイスをしっかりしないと入り込めないと思いますね。
後半のラップネタは見たことあるけど、まぁ夫婦喧嘩をうまくラップで表現できていますがもう少しロングバージョンで聞きたかったです。

・ハリセンボン(吉本興業 東京) お天気キャスター 6.5点 約3分52秒
はるかちゃんがお天気キャスターになりたいとい願望をかなえるべくチャレンジするネタ。
ちなみに春菜ちゃんがスタジオにいるクリステルの役を演じていましたね。
天気予報の部分でのボケは、まぁ天狗以外は覚えているキーワードは少なかったですが、適度な笑いを取っていたという印象はあります。
天気予報の後半部分からははるかちゃんが彼氏ができない事を嘆き、自分を責めるシーンからは寸劇のような感じに。
はるかちゃんが春菜ちゃんをボコボコに言葉攻めして、完全に壊れていましたね。
「Don’t touch me!」の部分は最高でしたよ!

パンクブーブー(吉本興業 東京) 驚かせ方 6.5点 約3分45秒
しゃっくりの止め方がわからないので、驚かしてみよう!という下り。
でもなかなかうまく驚かせられないようでね。
「意外性」を求めれば、「オレ日曜日に教会行ってるねん」って言ってみたり、「怖がらせる嘘」っていうのは毒を持ったサソリとかが近くにいるっていえば良いのに、「フグ!」「ジャガイモの芽」って感じで三段オチだった所が印象に残っています。 

えんにち(吉本興業 東京) 通信販売番組 7点 約4分04秒
アイパー滝沢がしたかった通信販売「アイパネット」。
商品のラインナップはドス(小物入れつき)、ノートみたいなPC(小物入れつき)、靴(踵に小物入れ付き)
そんなに小物入れつけて何を隠すねん!っていう部分がおもしろかったね。
お値段も末端価格1000万円という商品より小物入れの中に入っているであろう商品の価値がついている所なども良かったですね。
オチの小物入れネタも良かったですよ。

カナリア(吉本興業 東京) ヒーローインタビュー 5.5点 約3分40秒
サヨナラホームランを打った設定でのヒーローインタビュー。正直ボケが一定すぎたような印象は否めないですね。
記憶に残っているのは彼女が似ている歴代総理大臣っていう下りの中曽根くらいです。
しかし、10代の若い子には中曽根はわからへんやろうね。

キャン×キャン(?ヴィジョンファクトリー) 沖縄料理居酒屋 7.5点 約3分30秒
ゴーヤを食べたら赤い斑点が出るにもかかわらず、沖縄料理店を出店したいという設定でのコント漫才
居酒屋でありがちな設定の問答をして、まずはじめはオーダーを中国語的に対応。
その後、前髪がパカパカできる芸能人である事を触れて会場内が笑いをそっちのけで感心する。
最後はクレーム対応の部分でたたみかけ。ゴキブリ入っていたというので文句言うんだけどね。ここのボケのキーワードが結局記憶残ってないのよね。
この辺りを改善したらもっと爆発するんだろうなって思ったりしてます。でも沖縄の踊りをした瞬間は爆発的に盛り上がっていましたね。

ザ・パンチ(吉本興業 東京) 女の子にもてる 6点 約3分51秒
いつものようなくだりでツカミをして、前半は女の子にもてる方法として心理テストをしていました。
本来、動物で例えるべきところを答えで言ってしまっていて何も心理テストになっていない状態でしたけどそれはそれでおもしろかったですよ。
その後はいつものデート中にいう決め台詞的な部分で、美味しいフレンチかなんかのお店でシェフに対していうコメント。シェフほっておきの対応はまぁ悪くはないけど、大阪人の私でも結構見飽きた感のあるくだりだから意外性があってもいいのではなんて生意気にも思ったりしました。
ただ、白鶴マルの後ろにいそうな顔つきっていうのが妙にマッチしていた事は激しく同意やね。

ザブングル(ワタナベエンターテインメント) マナー悪いオバハン 7.25点 約3分48秒
「悔しーです!」や「カッチカチやぞ!」なんて感じで有名なザブングル
今日はスーツで登場したから意外やなぁーって思っていたら実は喪服だったとは(笑)
ネタ自体はレジに割り込んだマナーの悪いオバハンにまつわるお話。レジ前でスムーズとは言えない状況に対してキレまくるって感じやけどあまりに切れすぎた為に加藤が自律神経にブレーキをかけなければならない状態になってしまったみたい。
あの瞬間はおもしろかったね。
その後後半は、かわいいというテーマから犬のモノマネをしちゃって「ワンワン!」
「ワンワン」言ってしまったらもう後には引き返せずに「悔しいです!」
改めて考えると脳裏に残っていましたね。

サンドウィッチマン(フラットファイヴ) 結婚式のスピーチの練習 7.25点 約3分35秒
今日は普通のスーツで登場。前回は楽天のユニフォームでしたけどね。ツカミはヤクザがきたよ!って感じ。スピーチの練習をするって感じで、スピーチの内容でボケまくり。
キーワードはエビフライとか108の袋などいろいろありましたが、ガツンとくる部分が少なかったようにも感じます。
個人的にはツッコミの言葉選びには色々とセンスを感じてはいましたが、あと一息いるのかなぁ?って印象でオチにしてましたね。

・三拍子(サンミュージックプロダクション) 刑事ドラマ 7.75点 約3分24秒
B’zでツカミをして、その後刑事ドラマへと展開。まずはじめは犯人を説得する系のネタで卒業式の割台詞をしながらボケていた。
その後は銃撃戦でのボケ合戦になり、どんどん展開が早くなり気がつけば「ライ麦畑でヘッドバット!」とか叫んでいましたね。
いやはやこの暴走振りはいいと思いますよ。個人的には素直に面白いと思いました。

・磁石(三木プロダクション) シングルマザーの子供と仲良くなる 6.75点 約3分48秒
本当か嘘か知らないが、先週彼女と別れたという話題でツカミをしていました。その後、腕に重りを付けていたのを外してボケ力パワーアップ(笑)
そんなわけで、シングルマザーの子持ちと再婚するお話で、子供との折り合いをどう付ければ良いかというネタへ。
でも子供がなかなかお父さんと言ってくれずに苦労するお話。子供の友人が、パイロットで自分のお父さんが「磁石というお笑い芸人では嫌だ!将来が不安だ!」といった下りではリアルに先週彼女に言われたよ!っていうのがブラボークラスの自虐ネタって感じましたね。

ジパング上陸作戦(吉本興業 東京) 漫才が好き! 5.5点 約3分50秒
正直テーマが見えにくい漫才でしたね。チャドは五反田に住んでいるっていう事を明言していましたね。チャドが恐らくアドリブで入れたであろう鼻をもぐっていう部分から少し場の空気は良くなかったような感じですね。
ただ、はじめにマロニーのような存在と言いう部分を言っていたのがあとで効果的だったけどまぁね可もなく不可もないって感じですよ。

タイムマシーン3号(ケーアッププロモーション) ガリガリ君 7.75点 約3分53秒
関ちゃんがガリガリ君が当たった話なんだけど、買っても買ってもガリガリ君が当たるというミステリー。
ガリガリ君が当りすぎて冷え殺されるのではないかと思うっていう妄想ネタ。
最終的にはガリガリ君に追いかけられて追い詰められているさ様が良かったです。ラサールさんに言われた宿題も回答として十分かもしれませんね。
いやはや、ファイナリスト経験者の力なのかな?期待したいです。

チーモンチョーチュウ(吉本興業 東京) ウオッシュレット 6点 約3分55秒
ウオッシュレットを使った事がないので練習したいというネタ。
便器に座る部分についてのボケの連続から、ウオッシュレットの洗浄水の強弱での感情表現。
最終的にはアナルプレーのような状況になっていましたね(笑)

超新塾(ワタナベエンターテインメント) 応援団→監督 6.75点 約3分20秒
正直言って数年前からあまり変わり映えのない雰囲気。これがお笑い芸人ではなく、ミュージシャンの副業が漫才の限界なのかな?
応援団のネタも別に5人いるわけでもないネタだし、人文字をする時くらいしか5人の意味合いが出せていたい訳で。
バレー部の監督役も面白いけど何かが足らないのよね。まぁテンポがいいし、好きな人は好きなんでしょうねこういう芸人さんは。私は、少し苦手ですね。

東京ダイナマイト(オフィス北野) 2007年振り返り 7.5点 約3分50秒
2007年にあったNEWSの振り返り。特別にビッグなNEWSではなく「あったねー」的なNEWSばかりをチョイス。
ただ、今日はボケとツッコミ役割を逆転させていました。いつものハチミツ次郎の言葉巧みなツッコミが聞けなかったのは残念です。
まぁ取り上げられたNEWSは松崎しげるの結婚、ルクプルの離婚、羽賀研二渡辺二郎とか。
光ゲンジの赤坂が太陽がいっぱいのフレーズは、テレビ局的に使いづらいんだろーななんて思っています。
面白いけど、これでは決勝戦には上げにくいネタですね。

トータルテンボス(吉本興業 東京) ホテルのフロント 8点 約3分57秒
ホテルのフロントマンになりたい大村。それを助ける藤田という構図。
ありがちなホテルのフロントでのボケに対して、藤田の言葉遊びしながらのツッコミ。「林家ペーチャンネル」なんて言葉を言いながらも笑いを取ってました。
そんな中でも館内案内の際に行った基準のボイラー室であったり、中華の部屋の床がツルツルしている等というフレーズは脳裏に残りましたね。
最終的に本館・新館・別館・ジンギス館という館の中で、すき焼き調理専用の館ジンギス館から出荷してしまい大慌て!
「施工主のバカ!」というツッコミはなんだかほのぼのとさせるいい言葉でしたね。今日一番って言ってもいいのかななんて思っています。

・流れ星(浅井企画) ゲートボール 7点 約3分36秒
お年寄りのゲートボール離れが激しい世間にゲートボールを流行らせようというネタ。
マスコットキャラにバボちゃんならぬ、ゲボちゃんを登場させる。それだけでは足らないのでAM4:00からゲートボールアニメを放映するといった展開の前半戦。
後半は、ゲートボールで襲い掛かってくる敵をやっつけるというゲームへの展開へ。
「Thank you」っていいながら死んで行く事とラストのボスが変なキャラだった事だけは覚えておりますが、少しテンポが速かったようなきがするのがもったいないですね。

髭男爵(サンミュージックプロダクション) 貴族が送る優雅なお漫才 7.5点 約3分55秒
今日のテーマはパンを盗んだ少年に対して貴族が注意をするという設定のお漫才。
ひぐち君が数々のボケを繰り広げながらもなかなか山田ルイ53世の思っている設定にしてくれずその度にワイングラスで乾杯。
パンを盗まず、パン配送のバンを盗んで恵まれない子供たちに配るというプラスマイナス0なキャラとか、店員の気をそらすとっかかりとして「おーい!千道あきほがいるよー!」って叫ぶひぐち君。しかしながら千堂あきほでは世間の気は引き付けられないという部分がまた面白く笑ってしまいました。
後半部分は、ひぐち君の事情が複雑になってきてパンを盗む事よりも優先事項が出てきて山田ルイ53世は大慌て。「事情が変わった」っていう部分のはなしの流れは好きですよ(笑)

スピードワゴン(ホリプロコム) 指相撲 6点 約3分45秒
正直、数年目の貯金だけって感じの印象です。指相撲の設定が少しおかしな設定。普通に手と手を組み合わせて取り組みするわけではなく、指に魔術師などを宿らせて相手の胸を突き続けるという指相撲。
後半からは親の顔が見てみたいっていうネタになったけど、あまり印象に残ってないですね。まぁテレビに出ている人達だからオーラはありましたが、何かが足らない気もしますね。

平成ノブシコブシ(吉本興業 東京) 小説家になりたい〜破天荒編〜 6.5点 約3分58秒
小説家の東野圭吾に弟子入りしたいという状況で街で会ったという設定。
破天荒ならこういう対応するぞ!っていう入りから東野圭吾をボコボコにしてしまうという感じ。
いい意味で破天荒にしていたと思いますけど、まぁそれまでですね。

POISON GIRL BAND(吉本興業 東京) ガッツポーズの仕方 7.25点 約3分57秒
草野球でホームランを打った時にするガッツポーズのやり方がわからないっていう感じのネタ。
同じアクションで4分間引っ張りましたが、途中であきそうになったタイミングで「折りたたみ式」のガッツポーズがでたり、ピッチャーがガッツポーズで登場して苦笑いっていうフレーズは面白いね。ただ、毎度の事ながら玄人向けのネタですね。

・BODY(吉本興業 東京) 朝青龍 7点 約3分56秒
増谷キートン椿鬼奴のコンビ。
3回戦とだいたい同じネタで、楽しげに漫才をしていました。Wiiしている予定がいきなり四股を踏んで「自分の相撲を」を連呼する朝青龍に。今日は宮崎BODYの方が、ちゃんこを食べて行司に進化してましたね。このコンビには去年ぶったまげさせられましたが、今日は安心して見れました。

U字工事(アミーパーク) 田舎のヤンキー 6.75点 約3分40秒
栃木弁の漫才。田舎のヤンキーがしてそうな事を紹介。
原チャリ買って二人乗りをして警察に追いかけられるって感じのネタでしたね。警察を捲くためにオクラとモロヘイヤでスリップを狙うがモロヘイヤはゆでないと粘々にならねーよ!ってツッコミが印象的でしたね。田舎にスターバックスがあると思いきやオートバックスだったとは少しゴマスリしすぎかな?

・我が家(ワタナベエンターテインメント) 売れたら何をする? 6点 約3分37秒
谷田部が笑いに対して自信を失っているのを励ますために、売れたら何するというテーマのネタ。今日は谷田部のボケに対して、杉山と坪倉が交互にツッコミ役を務めるというツッコミローテーション漫才でしたね。
面白くない話をして面白くない様を杉山のツッコミ力で面白くしてみろっていう感じでしたが、少し奇をてらいすぎたかなーって印象ですね。まぁそろそろあの交互のネタも個人的に飽きていたからいいですけどね。

・ピース(吉本興業 東京) 言葉がおかしい 6.5点 約3分42秒
世の中の言葉がおかしいねって感じで疑問を投げかけるネタ。
例えばストロー。吸うから発音する時に吸うトローって言ったらどうよって感じでしたね。ちなみに「シンナー」も吸うみたいね(笑)
その他、震えるような発音で「プリン」やなめるような発音で「好きな女の子の縦笛」。しかしあれだけ「シンナー」を連呼したらゴールデンタイムには出しにくいだろうね。

というわけで、合計34組の漫才を観賞しました。

個人的にはトータルテンボスとかはやっぱり良かったなぁって思ってます。
あと、タイムマシーン3号と三拍子も純粋におもしろかったね。
少しひいき目でみたら髭男爵マシンガンズまでかなぁなんていう印象でした。

さぁ明日も大阪で準決勝見てきます。
では、頑張ってレビュー書きますのでお楽しみに(笑)

 -以上-