阪神タイガースvs中日ドラゴンズ 観戦記(10/12)
今日も偶然グリーンシートでした。
本当はライトスタンドに誘われていたのですが、中日が優勝を決めていた加減もあって前日にグリーンシートが舞い込んできたので、折角ですから頂戴いたしました。
1年で2回目の「グリーンだよ」です。
今日は前回と違い10段目ですからテレビの解説者より少し目線が上って感じでしたね。
2006年 セントラルリーグ公式戦 阪神甲子園球場 観衆:47506
中日D 000 000 100 =1 H 6 E0
阪神T 020 012 00X =5 H14 E0
【中日】(敗)マルティネス、吉見、石井
【阪神】(勝)安藤、ウィリアムス、藤川
【本塁打】森野10号
【写真】片岡が胴上げされる姿
さて、試合を簡単に。
中日は優勝を決めた後なので、主力温存のチーム。片岡が引退だから立浪がレフトに入っている粋な布陣です。
阪神も優勝争いは終わりましたが、片岡用のラインナップで試合を開始。優勝決まってなかったらこんな面子での戦いはなかったでしょうね。
10勝を狙う安藤がナイスピッチングをしながら自らのバットで打点を挙げるなどの活躍を見せておりました。
試合もテンポ良く進んでいき、片岡が打席に入るたびに大歓声が送られる。なんかいいものですが、やはり寂しいものですね。正直、日ハム時代を知っているだけにここ数年のプレーは本人としても納得してなかったんでしょうね。ちゃんと2安打できてよかったですね。
試合はそのまま今年苦しめられた中日にあっさりと勝利し、そのまま片岡の引退式へと…。個人的にはパリーグのプレーオフがどうなっているか携帯で絶え間なくチェックしながら引退式を見ていました。
いつ見ても野球選手が引退を決意しスピーチする姿はなんか感慨深いものを感じさせられますね。でもこうして引退式できる選手は幸せ者ですよね。ほとんどの選手が戦力外通告を受けてそのまま他球団でプレーを求めてそのまま引退っていう例が多いですからね。
特にPL学園の同期にあたる立浪との熱い抱擁は体の中に戦慄が走る刺激を受けたのです。いやはやあの春夏連覇したチームのメンバーがまた一人去ったわけで…。
最後は中日にいる元日ハム関係の選手とPL学園の選手も混じり胴上げ。
こうして一人のプロ野球選手がバットを置いたのであります。
第二の人生に向かって突き進み、将来は指導者となってもらいたいものです。
そうこうしていたら日ハムが優勝したとの連絡が入る。
片岡引退の日に日ハムが優勝する。
因果なものですね。
しかし、2年間のうちに阪神・千葉ロッテ・日ハムって優勝する時代がくるとは数年前では想像した事もない出来事ですね。
今日はこんなところで。
-以上-