みんないい瞳を輝かせていた!

昨日行われたペーロン大会を簡単に振り返りたいと思います。

その前にこの大会で優勝する計画は去年からスタートしており、その経緯を見てもらったらありがたいっす。

まずは作っている最中の日記
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完成間近の日記
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昨年大会の様子
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昨年大会を振り返っての日記
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まぁそんなわけで、去年は慢心など様々な要素が絡んで優勝できませんでした。今年はそのリベンジの一戦。

今年は参加チームは24チームでした。予選は3組に分かれて上位2チームと敗者復活の上位3チームの合計9チームで決勝戦を行うルールになっていました。
昨年より参加チームが少なくなった加減もあり、決勝進出には狭き門になっておりました。

我がチームからは「チョコバット号改(アラタメ)」の1隻が参加。

予選から油断できないので敵情視察。8隻のライバルの中で敵になりそうな船は2隻程度。万が一を想定してメンバーにライバル視するチームの情報を伝えて予選開始。

結果は、ぶっちぎりの1位で予選通過。実況のアナウンサーに気がつかれないような内ラチを一気につききって勝利。しっかりウイニングランを含みながら練習をするそつないプレー。無事に決勝進出。
ちなみにこの時点では当初の予定通りだったので、関係者一同当然と言う表情。メンバーにねぎらいの言葉をかけて決勝戦に備える。

ちなみに他2組でライバルになりそうなチームを視察し、しっかりマーク。ライバルは全く同じような設計で出来ている船2隻。このチームには乗組員の腕次第ではやられる可能性はあるだろう。ただ優位な点は、我がチームはここまで来るのは当たり前。決勝戦で勝負する為に来たわけ。簡単に例えると「甲子園出場で喜ぶチーム」と「甲子園で勝つことを目指すチーム」の違いですね。相手には油断が生じているはずである。

昼休みなど含み、しばしの休憩。メンバーは優勝へのイメトレを行い全てやることは尽くした。いざ決勝戦

チームを送り出す前に授けた作戦は以下の通りです。
・前半は先頭に立つことを意識せずマイペース
・折り返し点のカーブはこけないように慎重にゆっくり大回り
・最後の直線向いたらフルパワー

例えカーブの時点で負けていても最高速は我がチームが早いのは既に立証されているので落ち着いて戦えば大丈夫。もし逃げ切られたら私の采配ミスという事で。

《決勝戦
ライバルチームの真後ろでスタートを待ち準備を備える。
レース開始の合図と共にスタートダッシュかます。ライバルチームも蛇行しながらも必死の形相で喰らいついてくる。ただスピードは我がチームのスペックが高い模様。

問題の折り返し点では、昨年モンキーターンしてバランス崩してぶつかられた教訓を生かしてゆっくりスピードを落として曲がる。この時に2位のライバルチームに先行を許すもまだまだ想定内。落ち着いて漕げば追い抜ける。

折り返してからライバルチームとの差は2艘艇程度。落ち着けば逆転できると思っていたらライバルチームが直線で焦ったのかバランスを崩して沈む。競争中止。まさに昨年の我々のチームと同じ惨劇となる。

後は追い込んでくるチームも特になく安全走行にてマイペースでゴール。この瞬間に長い歴史のある大会で我がチームが初優勝を飾ったことになります。
歓喜の瞬間は桟橋の前に出てスタンディングオベーション

その後はピットに戻り歓喜の喜びを分かちあったう。みんないい笑顔している。様々な関係者から祝福のお言葉などいただけたわけで感謝、感謝です。

閉会式では初めて我がチームに優勝カップが授与されて歴史の中に「チョコバット号改」という名前が刻まれたわけで。
大会委員長の祝辞でこのようなお言葉がありました。
「決勝戦では1位走行中に沈んだチームもあり悔しかったと思いますが、実は優勝したチームは昨年同じような状況で沈んだのです。ただ、彼らは練習をして、神社にお札までもらいに行って準備していたと聞いております。この日集まって出場するだけでなく準備することの大切さを証明してくれた」
こんな感じで最大限のお褒めの言葉を頂き、達成感を得れたのであります。

そんなわけで、ペーロン大会競争の部はこれにて我がチームが初優勝を飾り無事に終了したのであります。

その後、地元に戻りあと片づけをして祝勝会を焼肉屋で行う。
こんがり日焼けした表情に優勝した事の達成感を感じているメンバーみんなの瞳は凄く輝いていました。

来年はディフェンディングチャンピョンとして参加しますが、慢心せずに良い結果が出るように準備をしたいと思います。

最後にご協力やご声援いただいた皆様、誠にありがとうございます。また来年もよろしくお願いいたします。

 -以上-