中華新喜劇?

今日は喜劇のお話。

今日、お昼ご飯を会社の近所で食べました。

中華料理です。

ラーメン1杯350円とか中華丼450円とかサービスランチは500円というなかなかお安い店です。

でも店内はカウンターのみでお世辞にも綺麗とは言えない風貌。
見た目夫婦と思える二人で営んでおります。

私はこの店の焼きそばが結構好きです。焼きそばとライスで550円。

しかし、その焼きそばの味以上に興味をそそる出来事(オプション)があります。

その出来事(オプション)とは…。
昼時でお店のがテンパリはじめたら、大将が冷酷非道に奥さん相手にツッコミを入れ始める。

どのあたりが冷酷非道かというとほぼ毎回といっていいほど同じミスを繰り返す奥さんに注意するのが嫌になっている大将って構図。
狭い厨房だから協力しあわないと店を回せないのですが、呼吸が合わず、大将の指示にもうまく動けない奥さん。
毎回毎回同じようなやり取りをいてくれるんですよ。

冷酷非道なツッコミは激しく、二人で決めた決め事を守らなかった瞬間に皮肉をこめて言葉攻め。言葉一つ一つに鋭い刃のような怖さと愛情が感じられる。
当然、慌てて対応する奥さん。


このやり取りが最早新喜劇の間合いなんですよね。
昼時だからテレビついてるけど、そんなものより目の前の喜劇を生で見るほうが断然おもろい。


最近など一緒に昼ごはんを食べていた同期の子は昼休みに「今日は喜劇に行こう」という認知のされよう。
我々の中ではあの店の名前はもう「喜劇」で統一してます。

そんな中華料理屋でのお昼ごはん。グルメを超えたエンターテイメントですよ。
わざわざ行くほどの店でもないと思うので、あえて店の場所は教えません。
でも私はあの店に笑いを求めて足を運ぶのだろう…。

 -以上-