2005 M-1 準決勝東京(12/10) その2

その1がありますのでそちらから先にお読み頂く事をお勧めいたします。

その1からの続きです。

・我が家(ワタナベエンターテイメント)プロポーズ 7点 約4分00秒
入れ替わり立ち代りボケを連発するトリオ。プロポーズする状況を変えながらボケを連発していた。ここまであからさまに交互にボケられると漫才にも見えないですね。でも面白かったと思いますよ。

5番6番(タイタン)日本語の乱れ 6点 約4分00秒
最近日本語が乱れているだろうということから落語をする授業があればというコント。途中からは2ch用語を使って色々ボケていた。しかしながら電車男の影響も大きいのだろうが2chが世間の認知度が相当上がった1年だなと改めて感じたわけであります。

さんだあず(アマチュアNHKネタ 6点 約3分50秒
3回戦とkな字ネタ。とにかくツッコミはNHKやろとしか言わない。1分延びた時間を使って、「どーも君」のぬいぐるみを出してきていた。NHKのディレクターでも金髪で仕事できるんだなという事が気になりました。

オリエンタルラジオ(吉本)帰宅部 7点 約3分50秒
武勇伝は封印。モテタイ事を前面に押し出しながら、帰宅部の全貌を伝えていた。ネタを最後で振り返る手法はトータルテンボスイシバシハザマが良く使っているが、オリエンタルラジオも自分たちなりのネタをしていたと感じた。

カナリア(吉本)時代劇 6.25点 約3分50秒
シュガーライフの安達は右袖からみたら阪神の檜山に似ているなと感じたわけです。時代劇ではまぁよくあるようなネタの展開。可もなく不可もないといった感じですね。

キャン×キャン(ヴィジョン・ファクトリー)結婚したい6点 約3分40秒
結婚したいというネタでユニット玄関をツカミでサザエさんのマスオさんの驚き方を何度も繰り返していた。ほのぼのサザエさんの4コマ漫画の2コマ目以降はどんな画が描かれているのだろうか非常に気になる。

・ザブンングル(ワタナベエンターテイメント)逆切れ 7.25点 約3分40秒
一度見た事あるねたであるが、逆切れっぷりがとてつもなく凄く勢いを感じた。「悔しいです!」と連発する姿はかなり心を掴まれた。しかしながら片桐ハイリに似すぎですね。もしかしたら・・・。

・磁石(サワズカムパニー) 交換留学生 6.5点 約3分40秒
交換留学生の悩みを学校の先生と中国人が聞くコント。まぁ磁石らしさ持ち味が出てなかった気がしますね。このネタでは決勝進出は厳しいでしょう。

ジャリズム(吉本)格闘技〜リングアナ〜 7点 約3分45秒
渡辺がリングアナをしながらボケるネタ。山下が格闘技をしたいらしい。良くありがちなネタ故に何か大きなネタのうねりがあるのではないかと期待していたが、残念ながら期待には答えていただけなかった。これだったら開き直ってコントをしてもらってもうれしかったんだけどな。個人的に推していた理由は、他にはないシュールなネタできたら断トツだろうなと思っていたんだけどね・・・。

タイムマシーン3号 (ケーアッププロモーション) デブニーランド 7.25点 約4分00秒
デブが増えてきたらしいので、ディズニーランドならぬデブニーランドをコント。デブネタを連発していた。顔を振るわせていたら「安西先生(byスラムダンク)」等、私自身のくすぶり所を攻められた。ここまでデブネタオンパレードでしたが、審査員受けはしなさそうな気がするのは気のせいかな?ひとまず、私は面白かったですよ。

東京ダイナマイト(オフィス北野)面接 7.25点 約3分55秒
つかみは刀と「麒麟です」だった。高枝さんの下の名前がキリバサミさんという細かいボケの連発であった。履歴書用意できなかったからレシートに記入した書類を提出していたけど、そのレシートで履歴書を購入しているなど描写が細かい。親子亀のくだりに入ってからは独特の世界を再現。完全無欠の中華料理バーミヤンはたまに使いたくなるようなフレーズであった。

トータルテンボス(吉本) うその話 7.25点 約4分00秒
つかみは相変わらず「M-1シランプリ」。そこからはずーっとうその話をし続けていた。3億円分のナイススティック(菓子パン)を購入するという奇行にでるも結局うその話だからそれほど驚く必要がない。しかしうそという言葉は便利ですね。決勝への切符が約束されたわけではないと思う。

飛石連休 (サンミュージック企画)葬式MC 6.5点 約4分00秒
葬式のMCをするというネタ。正直、準決勝の壁をやぶれない何かを感じさせられる。数年前が一番勢いがあったんだろうな。残念ながら今年も厳しい結果になると思われる。

南海キャンディーズ(吉本)歌のお姉さん 7点 約4分20秒
2回戦でしたネタ。ツカミの「サンリオとの裁判の準備」というフレーズで流れを作ったのにその後、爆発的な笑いを生む事はできなかったと思う。結局しずちゃんの表情だけで笑いを呼んでいたのは東京ではまだ珍しさも助けているんだろうと思われる。確実に決勝進出確定とは私は思えないが、さて結果は如何に?

POISON GIRL BAND(吉本)しりとり 7.25点 約3分50秒
しりとりで負けた事ないとか言いながら言葉遊びするネタ。「りんご」と「ゴリラ」だけでほとんどの時間を使っていた。個人的には面白かったんだけど。オチの深さがある意味諸刃な事になりかねないような気がしてある種心配ですね。でも、やはり実力は十分と思いますけどね。

U字工事アミーパーク)田舎に泊まろう 7点 約3分50秒
田舎へレポーターが行き、宿泊させてくれと頼む番組のレポーターコント。まぁありがちな内容だけど、畑仕事をしていたおっさんの描写がなかなか良かった。あとは、もうひとつ山場があれば完璧だったかも知れませんね。

・ライセンス(吉本) 運動神経が良い 6.5点 約4分05秒
お互いの運動神経などの凄い部分を自慢しあうネタ。いろんなところでよく見るネタの為、よほどのフレッシュさがないと私の心は掴めない。残念ながらいじめられていた部分もリアルさは天津の向に負けるので、特にこれ以上のコメントはない。

レム色げんしじん事務所)回文 6.75点 約3分50秒
「タピオカが顔ピタ」とか「天狗の苦しみシルクの軍手」など上から読んでも下から読んでも同じ文章。一応ほとんどのネタをめもったんだけど、間に合わなかったのが二個くらいある。でも漫才じゃないっすね。

麒麟(吉本)野球ネタ 7.75点 約4分00秒
野球のネタとして、多くのボケを連発していた。ちなみにまぶたをまつり縫いやリモコンの部分は大爆笑でしたね。途中口げんかをして脱線する部分もある意味いいのですが、流れが一旦止まるのがどういう評価になるか?個人的には今年は正門突破が出来そうな気がするわけですが、油断は出来ません。昨年も受けていたのに落ちたような気がしますからね。

35組の漫才のレビューを記しました。素人のレビューですがご参考にしてください。
ちなみに明日のNGKの準決勝を見てから私なりの決勝進出者を発表したいと思います。
さぁ夜も更けてきたのでそろそろ眠ります。

 -以上-